
ハワイで愛され続けてきた老舗ザ・ウィローズ・レストラン/The Willows Restaurantの閉店に涙
みなさんは、ホノルルにある、ザ・ウィローズ・レストランをご存知ですか?
ハワイアンの伝統料理を、ビュッフェ形式で楽しめる人気のレストランです。
ハワイローカルニュースで、地元の人から愛され続けた名店が閉店することを知りました。
ハワイの人気店がまた一つ、57年の歴史に幕を閉じます。
地元の人に愛され続けたハワイの味、ザ・ウィローズ・レストラン
1944年創業のザ・ウィローズ・レストランは、地元の人に愛され続けてきた老舗ハワイアンレストランです。
ロミロミサーモンやカルアポーク、ポケ、ポイ、ラウラウなどのハワイの伝統料理を、ビュッフェスタイルで好きなだけ楽しめるのがザ・ウィローズ・レストランの魅力です。
純粋なハワイアンフードだけでなく、アジア料理やアメリカンフードなどさまざまな料理が並びます。
料理ももちろんですが、広大な敷地にある水と緑に囲まれたガーデンレストランは、古き良きハワイを思わせるような素敵な空間です。
この土地はその昔、カパアケア・スプリングスと呼ばれる泉のあった場所で、ハワイ王族ゆかりの地とも言われるとても歴史的な場所なのです。
チャペルやパーティー会場もあり、ハワイアンな空間の中で結婚式を挙げられるレストランとしても有名で、多くの人がここで結婚式を挙げています。
カウアイ島出身の友人も、カウアイにいるような雰囲気の中で結婚式をしたいと、先日ここで結婚式を挙げたばかりでした。
本場のハワイアンフードを試せる数少ない場所として、観光客からも人気のレストランでした!
そんな老舗レストラン、ザ・ウィローズ・レストランが、土地売却のため2018年12月31日に閉店するそうです。
週2回のライブミュージックやホリデービュッフェなどイベントも多く、そのイベントを目当てにくる常連客もたくさんいたそうで、とても残念そうな地元の人たちの様子を映していました。
ザ・ウィローズ・レストラン/The Willows Restaurant
- 住所:
- 901 Hausten St, Honolulu
- 電話番号:
- +1 808-952-9200
- 営業時間:
- 11:00~14:00、17:00~21:00
- 定休日:
- 無休
相次ぐ老舗ロコレストランの閉店
私がここ最近で一番ショックを受けたのは、ワイラナコーヒーハウス(Wailana Coffee House)の閉店です。
ヒルトンハワイアンビレッジの向かいにあったローカルレストラン。
地元の人に愛され、大勢のお客さんで賑わっていました。
立地条件もよく、朝食メニューの豊富さから多くの観光客にも親しまれたレストランです。
サラダバーが良心的な値段で提供されていて、留学時代に野菜不足解消のためによく通いました。
当時のワイキキでは珍しい24時間営業のレストランだったので、ファミレス感覚で友人と勉強したり、おかわり自由のコーヒー片手に、夜中まで恋バナで盛り上がったり。
もう10年くらい前の話ですが、私の留学時代の思い出の場所です。
閉店のニュースを見たときは、地元の人たち同様、本当にショックでした。
移り変わりの激しいハワイでは、行きたかった場所が閉まっていたなんて本当によくある話ですが、ワイラナコーヒーハウスやザ・ウィローズ・レストランのように、昔からのハワイの人に愛されていた名店がなくなってしまうのは本当にさみしいですね。
老舗オノ・ハワイアンフード、復活の可能性は?
ハワイアンフードの老舗、オノ・ハワイアンフード(Ono Hawaiian Food)。
参照:Ono Hawaiian Foods
57年愛され続けたこの人気店は、2017年8月に閉店しました。
その跡地に、「ダ・オノ・ハワイアンフード(Da Ono Hawaiian Foods)」という、新たなハワイアン料理のお店がオープンしています。
オーナーは変わりましたが、オノ・ハワイアンフードの協力や、前店と同じ料理人を雇うことにより、オノ・ハワイアンフードと同じ味を提供しているのです。
このように、お店自体は変わっても、同じ味が楽しめるのはうれしいですよね。
ダ・オノ・ハワイアンフード/Da Ono Hawaiian Food
- 住所:
- 726 Kapahulu Ave, Honolulu
- 電話番号:
- +1 808-773-0006
- 営業時間:
- 月曜~土曜 10:30~21:00
- 定休日:
- 日曜
ザ・ウィローズ・レストランは、2018年11月の時点ではリノベーションのための一時閉店と言われていましたが、2018年12月19日付のニュースで、土地売却のため閉店と伝えています。
あの素晴らしいハワイアンスタイルのガーデンレストランがなくなってしまうのは、とても悲しいです。
ファンとしては、場所は変わっても復活してほしい、歴史を継続してほしいと願わずにはいられません。