ハワイ島最大の街ヒロでおすすめのヒストリカル・スポット5選

ハワイ島最大の街ヒロでおすすめのヒストリカル・スポット5選

日本からハワイ島までの直行便が就航し訪れやすくなったハワイ島。そのハワイ島でもっもと大きな街がヒロ・タウンだ。今回はそんなヒロ・タウンでハワイの歴史に触れることの出来るヒストリカルスポットを5つ紹介させていただこう。

リリウオカラニ・パーク・アンド・ガーデンズ/Liliuokalani Park and Gardens

リリウオカラニ・パーク・アンド・ガーデンズ/Lili?uokalani Park and Gardens

「リリウオカラニ・パーク・アンド・ガーデンズ」は東京ドーム2.6個分ほどの広さがある日本庭園で、日本国外にあるものとしては最大だ。元々は王族のフィッシュポンド(養殖池)だったが、ハワイ王国最後の女王リリウオカラニから公園として提供された。ハワイ開拓に貢献していた当時のヒロ在住日系人達のため、1917年に日本庭園として完成した。

園内には鯉の泳ぐ姿が見られる大小の池が数多くあり、中央のワイホヌという大きな池には太鼓橋も架かっている。日本の植物と共に、南国ハワイらしくヤシやバニアンツリーも見られ、訪れる人に涼しげな木陰を作りだしている。芝生が広がる園内には舗装された散策路があり、多くのローカルや観光客が散歩したり、芝にシートを広げて昼寝を楽しむ姿が見られる。

園内には常陸宮正仁親王によって贈られた松をはじめ、裏千家の家元から寄贈された「松浪庵」という茶室や、日本移民100年を記念して贈られた灯篭、姉妹島である伊豆大島との姉妹島盟約30周年を記念して贈られた記念碑など、日本から送られた記念の品が数多く置かれ、日本とハワイ島ヒロの歴史を知ることが出来る。近くの橋からココナッツアイランドと呼ばれる小島へ渡ることも出来、夜には「ポピッポピッ」と鳴くコキガエルの鳴き声も聞くことが出来る。

リリウオカラニ・パーク・アンド・ガーデンズ/Liliuokalani Park and Gardens アクセス+店舗情報

リリウオカラニ・パーク・アンド・ガーデンズ/Liliuokalani Park and Gardens

住所:
189 Lihiwai St, Hilo
営業時間:
24時間
定休日:
無休

カメハメハ大王像 (ワイロア・リバー州立公園)/King Kamehameha Statue (Wailoa River State Park)

カメハメハ大王像 (ワイロア・リバー州立公園)/King Kamehameha Statue (Wailoa River State Park)

ハワイ島で生まれたカメハメハ大王は、1810年にハワイ諸島を統一して初代国王としてハワイ王国を築き上げた。このカメカメ大王の像が、ヒロの「ワイロア・リバー・パーク」で海を向いて立っている。ヒロ市街を南北に走るカメハメハ・アベニューからも見えるこの像は、元々カウアイ島に立てられる予定だったが、カウアイ島のカウムアリイ王が、武力によらずカメハメハ大王と平和的に交渉をしてハワイ王国に属したことから、カウアイ島民はこれを断った。

そこでカウアイ島のプリンスヴィル・コーポレーションがカメハメハ・スクールに寄贈したものをカウアイ島からヒロへと運び、1997年にこの地に設置された。ホノルルのダウンタウン、及びハワイ島のカパルアにある大王像とは細かなところが異なり、その高さも約4.2メートルと、ハワイ州にある大王像の中で最も高いものだ。この「ワイロア・リバー・パーク」はヒロ湾にワイロア川でつながるワイアケア・ポンドを中心とする緑地で、ローカルがゆっくりと憩うのんびりした公園だ。大王像の周りにも人は少なく、その近くの駐車場にも停まっている車は多くない。銅像の手前には左右1枚ずつ、カメハメハ大王がハワイを統一するまでや、その当時のヒロの様子が地図やイラストを使った説明で展示されている。

カメハメハ大王像 (ワイロア・リバー州立公園)/King Kamehameha Statue (Wailoa River State Park) アクセス+店舗情報

カメハメハ大王像 (ワイロア・リバー州立公園)/King Kamehameha Statue (Wailoa River State Park)

住所:
Piilani St, Hilo
営業時間:
24時間
定休日:
無休

 

ナハストーン/Naha Stone

ナハストーン/Naha Stone

 「ナハ・ストーン」はヒロ公共図書館の前に置かれている大きな一枚岩で、ハワイの重要指定文化財に指定されている。カウアイ島からカヌーで運ばれ、ヒロにあったヘイアウに安置されていたこの石は、その重さが3.5トンといわれ、「ナハ・ストーン」の隣にはピナオ・ヘイアウの柱のひとつだった「ピナオ岩」も置かれている。一時期消失していたがヒロの民家の裏庭で発見されたものがハワイ州に寄贈され、現在の位置に展示された。

この石はハワイ王国にとっても歴史的な意味を持つ石だ。カメハメハがまた青年だった頃、伝説にあるナハストーンを持ち上げるため女性予言者らを従えてヒロを訪れ、「成功した暁には、命に誓ってその使命を全うする」と宣言した。カメハメハが女性予言者達と共にナハストーンのあるピナオヘイアウへ向かい石を持ち上げようとすると、同行した女性予言者がカメハメハの手首を上から握った。その時ハワイの神々も同じようにカメハメハの腕を握りマナと呼ばれる「気」を注ぐと、カメハメハはナハの一枚岩を持ち上げひっくり返したという。その後カメハメハは石を持ち上げる前に宣言したとおりハワイ諸島を統一し、大王となった。今でも石の上にはティーリーフなどが供えられる神聖な石だが、触れることは出来るので持ち上がるか挑戦してみるのも面白いだろう。

ナハストーン/Naha Stone アクセス+店舗情報

ナハストーン/Naha Stone

住所:
300 Waianuenue Ave, Hilo
営業時間:
24時間
定休日:
無休

ライマン博物館&ミッションハウス/ Lyman Museum & Mission House

ライマン博物館&ミッションハウス/ Lyman Museum & Mission House

「ライマン博物館&ミッションハウス」は、ハワイの人々にキリスト教を布教するためにこの地を訪れ、今日のハワイの学校の基礎を築くヒロ・ボーディングスクールを設立した宣教師夫婦、デイビッド&サラ・ライマンの子孫が1931年に建てた博物館。館内には2つの展示コーナーがあり。アース・ヘリテージ・ギャラリー」は自然史と文化史に関するコレクションが展示されており、ハワイ固有種や絶滅危惧種などの動植物の標本が展示され、ライマン夫妻の孫オーランドライマンの名前が付けられた希少な鉱物標本のオーリマ・ナイトも展示されている。

一方「アイランド・ヘリテージ・ギャラリー」では、ハワイの先住民や日本をはじめ中国やポルトガルなどからの移民の歴史や文化にまつわるものが展示されている。隣接して建てられている「ミッションハウス」はハワイ州で最も古い木造建築。1974年にはハワイ州の歴史建造物として指定され、1978年には国家歴史建造物にも指定されている。

この「ミッションハウス」は1830年の終わり頃、ライマン家族のために建てられたものを博物館横に移築したもので、ハウス内は当時の生活の姿が再現され、貴重な家具や調度品も展示してある。ミッション ハウスへの入館は午前 11 時と午後 2 時のツアーのみで英語の説明となるが、博物館のスタッフがとても親切ていねいに案内してくれる。ヒロやハワイの歴史や自然を学ぶにはぜひ訪れてみたい施設だ。

ライマン博物館&ミッションハウス/ Lyman Museum & Mission House アクセス+店舗情報

ライマン博物館&ミッションハウス/ Lyman Museum & Mission House

住所:
276 Haili Street, Hilo
電話番号:
808-935-5021
営業時間:
10:00~16:30
定休日:
日曜
URL:
http://www.lymanmuseum.org/

太平洋ツナミ・ミュージアム/Pacific Tsunami Museum

太平洋ツナミ・ミュージアム/Pacific Tsunami Museum

ハワイ島のヒロはこれまでに1946 年のアリューシャン津波や1960 年のチリ津波において多くの被害を出しているが、この津波を教訓に世界的に例を見ない津波に関する教育と津波被害者への追悼を目的とした博物館が「太平洋ツナミ・ミュージアム」だ。日系人が沿岸部に作り、1960年のチリ大津波で消滅した、SHINMACHI(新町)やYashijima(椰子島)の歴史が展示されている。

また、ツナミをデザインしたキルトが飾られているが、これはヒロ近くにあるラウパホエホエ岬近くの小学校で津波の被害に遭った小学生と教師を追悼したものだ。さらに2011年の東日本大震災に関しての展示もあり、ヒロでの被害は比較的少なかったものの、日本に面したリゾート地カイルア・コナが最大3メートル津波に見舞われ被害を受けた時の様子も展示されている、3.11津波のハワイの記録と共に日本に向けたメッセージ「Japan We Are With You」のポスターも展示されている。

その他に館内では津波の記録映画を上映し、日本語で上映されることもある。日本語が話せるスタッフもいるので日本語で話が聞ける。大人$8の入場料がかかるが、地震が頻発し、大きな地震の発生に備えなければならない日本人として、ヒロを訪れたならこの「太平洋ツナミ・ミュージアム」で、世界の津波の歴史や怖さを深く知ってほしい。 

太平洋ツナミ・ミュージアム/Pacific Tsunami Museum アクセス+店舗情報

太平洋ツナミ・ミュージアム/Pacific Tsunami Museum

住所:
130 Kamehameha Avenue, Hilo
電話番号:
808-935-0926
営業時間:
10:00~16:00
定休日:
日曜・月曜
URL:
http://www.tsunami.org

ヒロ・タウンのヒストリカルスポットを5つ紹介させていただいたが。ハワイ島を訪れるなら昔から日系人が多く、その歴史にも多くの日系人が関わってきたヒロで、その歴史に触れてみてはいかがだろう。