【ハワイを楽しむ50の方法】Vol.5 クジラに出合う感動体験

【ハワイを楽しむ50の方法】Vol.5 クジラに出合う感動体験

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50ホエール_コラム.jpg成長した体は全長15 mにもおよぶのに、餌は30t 級の体に似合わずオキアミや小魚といったものばかり。そのため大海原を回遊するやさしく巨大なザトウクジラは「Gentle Giant」というニックネームで呼ばれてきた。

ハワイ諸島は、彼らの回遊生活のキーステーション。夏、水の冷たいアラスカでたっぷり餌を食べたクジラたちは、毎年12月から4月にかけてハワイ近海へとやってくる。温かい海は、ザトウクジラにとって絶好の繁殖・子育ての地だからだ。クルーズ船を使ったホエール・ウォッチングでは、そんな彼らの姿を見ることができる。船はオアフならワイキキ、マウイ島はラハイナ、ハワイ島はカイルア・コナなどから期間中、毎日出航している。

 

クルーズスタッフはクジラに詳しく、なかには専門家が同乗する船も。巨体をひるがえらせるブリーチ、尾びれを突き出すペダンクルスラップなどクジラが見せる動作の意味を解説してくれる。ザトウクジラは歌うクジラとしても有名で、多くの船では水中マイクを装備。もの哀しいような、心揺さぶられる歌声のライブは、鮮烈なインパクトを残し胸に刻まれるはずだ。そんなザトウクジラは一時の絶滅の危機から脱したが、これからも保護が必要なことに変わりはない。ウォッチングでも、たとえばボートで100ヤード以内に近づかないことなど、厳密なルールが設けられている。

 

私たちと地球に共存する、偉大なるGentle Giant。ハワイにて、その命の尊さを思いながら、舞い上がる雄姿を眺めてみたい。