ホノルル就航を目指す【ZIPAIR/ジップエア】が片エンジンのみでの長時間飛行が可能なETOPSを取得

ホノルル就航を目指す【ZIPAIR/ジップエア】が片エンジンのみでの長時間飛行が可能なETOPSを取得

皆さんこんにちは。

ナビちゃおハワイのmimiです。

今日はJALのLCCでホノルル就航を目指している「ZIPAIR」のお話です。

ZIPAIRホノルル就航に必要なETOPSとは?

飛行機が日本からハワイへ向かう時に飛んでいるのは海の上で、ハワイ到着までの間にある陸地はミッドウェイ島かウェーク島くらい。

飛行機にもトラブルはつきもので、2つあるエンジンのうち、もし一つが止まってしまったら片側のエンジンだけで飛び続けるしかありません。

そんなことも想定し、1つのエンジンだけで飛行を続けて安全に着陸できる場所まで移動できると承認されなければ長距離飛行は許可されないのです。

ZIPAIRが「ETOPS」の承認を取得

ZIPAIRは1つのエンジンだけで180分の飛行が可能という「ETOPS」の承認を10月末に国土交通省航空局より取得しました。

ETOPSは「Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards」の略で「双発機による長距離進出運航」という意味。

最大飛行時間180分のETOPS承認を得たことにより長時間洋上を飛行することができるようになり、ホノルルへの飛行が可能となったのです。

ZIPAIRのETOPSの承認内容

ZIPAIRのETOPSの承認内容は以下の通り。

ZIPAIRは現段階でボーイング787-8型機を2機所有し運航しています。

ZIPAIRの就航スケジュール

ZIPAIRは2020冬季スケジュールからのホノルル就航を目指していましたが、現時点でも就航予定は不明です。

東京(成田)~ソウル(仁川)間では貨物便として運航を続けていましたが、2020/10/16からは旅客便運航を開始し、10/25からは週3便に増便。

また、10/28からは東京(成田)=バンコク(スワンナプーム)線にて、バンコク発成田行きのみ、旅客便運航を週5便で開始しました。

新型コロナウイルスの影響によりタイへの旅客便飛行禁止措置が続いているため、日本からバンコクへの便は貨物便として運航し、バンコク発便のみ旅客便として運航中。

ハワイ州への観光再開の波に乗れるのか

 

ハワイ州が承認した日本の21カ所の指定機関でのPCR検査で陰性証明を取得すると、ハワイ到着後の14日間の自己隔離義務を免除されるプログラムがスタートし、11/6にはANAが最初の乗客を乗せてホノルルに飛び立っています。

【ANA羽田―ホノルル線を再開】PCR検査の陰性証明取得者がホノルルへ|LaniLani

またANA、ハワイアン航空が12月と1月の「日本~ハワイ」路線の増便を発表しています。

ANA・ハワイアン航空が12月と1月でハワイ路線を大幅増便|LaniLani

ZIPAIRのホノルル就航が待ち遠しいですね。


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