４月27日にオープンしたローカル系オーガニックスーパー『ダウン・トゥ・アース』

この春、開発の進むカカアコ地区に2軒のオーガニックスーパーマーケットがオープンしました。
まず1軒目は、マウイ島のカフルイに1977年オープンして以来、オアフ島では6店舗目にあたるカカアコ店がオープン。全店舗の中で一番大きな面積を誇るカカアコ店は、店内も広々としているし、どれも見やすく陳列されています。

他の店舗はイートインスペースが小さめですが、カカアコ店は若干大きめに作ってあるので、サクッと食べていきたい人には便利です。

実はデリのペイストリーは、マラサダで有名だったカイルアの『アグネス・ポーチュギーズ・ベークショップ』のオーナーが担当しているので、ペイストリーが更に美味しくなりました。私のオススメはスコーン。甘さ控えめで、幸せになれるお味です。

また、このスーパーは菜食主義を勧める活動を積極的に行っているので、肉、魚などの扱いは一切ありません。その他、サプリ、美容グッズも充実。地元密着型の雰囲気が好きな方はこちらがオススメです。

待ちに待ったホールフーズクイーンがオープン。地元住民も大興奮！

ホールフーズのカカアコ店（クイーン店と呼びます）のグランドオープンは、ローカルニュースでも報道され、5月9日朝9時のオープンと共に、100名以上の人が入り口に並ぶという異例な自体が起きました。

高級コンドミニアム、A’eoにできたホールフーズクイーンはハワイで最大規模72000スクエアフィートの面積を誇る2階建て。建物のパーキングからホールフーズは直結しています。

まず2階部分にはTwo Tidesというスナックバー、ホールフーズのオリジナルブランド品のストア、そして、La Tourカフェのバンミーサンドイッチ、メアリーズチキンウィング、ポケボールの3点のお店が出ていてイートインスペースも用意されています。

子供達がシャッフルボードをして遊べるスペースもあり、1日過ごせてしまうような作りになっていて思わず長居したくなってしまいます。

今後、ライブミュージックも予定されているそうで、スケジュールは2階の掲示板で常にチェックできるようになっています。

ハワイ産を意識した、お洒落で充実した食のアミューズメントパーク

そして1階に下がっていくと、食品売り場以外にもデリコーナー、コーヒーショップ、ラニカイジュースなどが見えてきます。

デリのホットバーは、43種類のお料理が用意されていて、コールドバー、チーズ、オリーブバーなど含め、カハラの2倍のスペースはあるでしょう。ビーガンの人には、地元で人気のビーガンデリ、Juicy Brewのシェフが作ったビーガン料理も揃っています。

他にも15種類ほどのポケを自分で選べるポケバーがあったり、ハワイ州のあらゆる牧場からきたローカルの新鮮なお肉を選ぶブッチャーサービスもあったりと、あらゆる工夫がされています。

アルコール類もワインだけ1000種類以上あり、ビールバーも大変充実しているので、お酒が好きな人にもたまらないでしょう。まるで食のアミューズメントパークのような雰囲気です。外で食べれるスペースには心地よいカウチも用意されているので、これからこのホールフーズクイーンを、カフェがわりに利用する人も増えそうです。

こうしてオーガニックスーパーがどんどん登場することにより、ハワイ州もカリフォルニア州に追いつけと、ヘルシー志向になっていくのでしょうか？ワイキキに滞在する観光客には、ホールフーズが近くなって嬉しい限りなのでは？私も間違いなく通ってしまいそうです。