ハワイ島のヒーリングスポット「ワイピオ渓谷」

ハワイ島のヒーリングスポット「ワイピオ渓谷」

いまも噴火を続けているハワイ島。
その島には数々のパワースポットやヒーリング・スポットが存在しています。
その中から今回は、ハワイ史でも重要な意味を持つ「ワイピオ渓谷」についてお話しします。

ハワイ島の歴史的なスポット「ワイピオ渓谷」

「ワイピオ渓谷」は、ハワイ語で「曲がりくねった水」の意味を持つ緑ゆたかな渓谷です。
ハワイの文化が発祥した地とも伝えられ、ハワイ島を代々治めてきたアリイ(酋長)が埋葬されていることから「王家の谷」とも呼ばれています。

またハワイを統一したカメハメハ大王が、時の権力者から身を守るために幼年期を過ごした場所としても有名で、そうした歴史から見ても神聖な場所として伝えられ、パワースポットとしても知られています。

この谷には今も100名弱の人々が、電気も水道もない土地でタロイモなどを育て、昔ながらの生活を営んでいます。

ワイピオバレー・シャトルで谷底へ手軽に行ける

展望台からでも素晴らしいワイピオ渓谷の眺めを楽しめますが、今なお残る昔ながらのハワイの景色を谷の底まで降りてぜひ体感してください。

谷へ降りて行く道路は狭くて傾斜もきつく、川を渡るような悪路も多いので、4WDでもレンタカーで行くのは保険適用外となりますから避けましょう。
自分で運転しないで谷の下に降りるには、ククイハエレ・ロード沿いにある「ワイピオバレー・アートワークス」から出発する「ワイピオバレー・シャトル」に乗っていくのが楽で便利です。
1970年から営業しているこのシャトルバスは、月曜日から土曜日の9時、11時、13時、15時に出発します。
英語のガイドも付いて、シニア(61才以上)は50ドル、大人55ドル、子供27.5ドル(すべて税別)で乗車できます。
定員になると希望の時間に乗車できないこともあるので予約していくのがオススメです。
日本語の予約サイトは、アイランドパラダイス ハワイ島オプショナルツアー手配をご覧ください。

谷底に降りないと見られない景色がある

ワイピオバレー・シャトルで谷底に降りると、展望台からは見られない美しい景色が色々と楽しめます。

最初に目に入るのが数多くの神話や伝説が残り、いまも神聖な場所とされている「ヒイラヴェの滝」です。
雨が多く、水量のあるときにはこの落差360メートルの滝のとなりに「ハカラオアの滝」も見れ、これから向かう谷の底がとても神聖な場所であるということを実感させてくれます。

このワイピオ渓谷には色々な草花がたくさん自生し、シャトル・ツアーでもドライバーが途中で車を停めて、「スリーピング・ハイビスカス(ウナズキヒメフヨウ)」や「ダブル・ハイビスカス」などを採ってきて見せてくれます。
途中野生の馬や馬車ツアーなどにも出会ったりします。
さらに進んだ先にある美しいタロイモ畑の風景が広がる場所や、シャトルバスを駐車して自由時間となる谷の一番奥では、心地よい沢の音や優しい風を顔に感じていると、すーっと心が癒やされていくのを実感できます。

 

ワイピオ渓谷を訪れても、オプショナルツアーで展望台から眺めるだけで谷の底まで降りて行くことは少ないでしょう。
この谷の底を訪れるには時間や手間が少しかかりますが、それでも心から訪れて良かったと思えるハワイ島のヒーリング・スポットです。

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Waipi'o Valley Artworks/ワイピオバレー・アートワークス

住所:
48-5416 Kukuihale Road Kukuihale
電話番号:
808-960-1804 (ワイピオバレー・シャトル日本語予約代行)
営業時間:
9:00~15:00
定休日:
日曜
URL:
https://www.waipiovalleyshuttle.com/jp/
K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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