ハウオリ マカヒキ ホウ♪ ハワイ語の年末年始の挨拶をご紹介

ハウオリ マカヒキ ホウ♪ ハワイ語の年末年始の挨拶をご紹介

ハワイラバーズのみなさん!
明けましておめでとうございます♪

この記事では新しく2023年を迎えるために、ハワイの年末年始の挨拶についてご紹介します。

「メレ・カリキマカ」はメリー クリスマスのハワイ語

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日本ではクリスマスの季節になると、街中のいたる場所に「メリークリスマス」があふれますが、ハワイではどうでしょう。

もともとハワイは自然崇拝の多神教で、さまざまなカプ(タブー)が定められていました。

カメハメハ大王の生まれ故郷にボストンから初めて宣教師の一団がやってくると、ハワイはキリスト教の信者が増え、ハワイの王室もキリスト教に改宗しました。

こうしてハワイでもホリデーシーズンになると、人々はアロハの心を込めて「メレカリキマカ/Mele Kalikimaka」と挨拶を交わします。

メレカリキマカは「メリークリスマス/Merry Christmas」をハワイ語に訳したものです。

ハワイも「シーズンズグリーティング」に

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ハワイのクリスマスの挨拶は「メレカリキマカ」や「メリークリスマス」だと思っていましたが、実際にホリデーシーズンにハワイに行くと、これらの文字のデコレーションをあまり見かけることがありませんでした。

その代わりによく見かけたのが「シーズンズ グリーティングス/Season’s Greetings」。

HAWAII Five-0の本部として知られている「アリイ オラニ ハレ」にも、このデコレーションが飾り付けられていました。

多くの人が自分の宗教を持たない日本では、クリスマスの時期になると街に「Merry X’Mas」のデコレーションがあふれ、多くの人は「メリークリスマス」と挨拶を交わします。

一方、自分の宗教をしっかり持っている人、特にキリスト教でない人にとって「メリークリスマス」は、自分が信仰していない宗教の挨拶です。

フラやサーフィンが禁止されるなど宣教師の影響が強かったハワイは、キリスト教、プロテスタントの信者が多かった島。

ところがさまざまな国からの移民を受け入れ、アメリカ合衆国の51番目の州になったことなどもあり、自分がキリスト教でなかったり、自分はキリスト教でも相手はキリスト教でなかったりということが多くなってきました。

このような理由からハワイでも欧米と同じように、街には「時候の挨拶」と直訳できる「シーズンズグリーティングス」のデコレーションが飾られるようになりました。

同じ理由から、「ハッピーホリデー」と挨拶することも多くなってきているようです。

ハワイ語で新年の挨拶は?

melekalikimaka

日本では年が明けると「明けましておめでとう」と挨拶しますが、ハワイ語の新年の挨拶は何というかご存知ですか?

ハワイでは新年の挨拶を「ハウオリ マカヒキ ホウ/Hauoli Makahiki Hou」といいます。

ハワイ語で「ハウオリ/Hauoli」は「祝う」とか「喜ばしい」という意味を持つ言葉で、「ホウ/Hou」は「新しい」という意味です。

そして真ん中の「マカヒキ/Makahiki」は古代ハワイの4ヶ月間におよぶ年の最大行事のことで、神と収穫に感謝を捧げて祝う、休息の期間のことです。

日本語に訳せば「喜ばしい収穫に感謝して新年を祝おう」といえるでしょう。

欧米ではあまり盛り上がらないお正月ですが、ハワイでは盛大に祝います。
日本では出す人が少なくなってきている年賀状も、ハワイでは出す人が多いそう。

そろそろ年賀状を書かなくてはならない時期ですが、ハワイ語の新年の挨拶「ハウオリ マカヒキ ホウ/Hauoli Makahiki Hou」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

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K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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