近頃良く聞く「バウリニューアル」いったいどんなもので、なんのためにやるのでしょうか？　吉川ひなのさんや元AKB48の川崎希さんなどの芸能人も行っており話題になっているバウリニューアル。実際にハワイで行ってきましたのでその体験をお話ししましょう。

バウリニューアルとは

参照:seattlemet

バウリニューアルは英語で「Vow Renewal」と書き「Vow」は誓い、「Renewal」は更新の意味です。
このバウリニューアルは結婚している夫婦が改めてお互いの愛を誓い合うというセレモニーのことなので、愛を誓い合う結婚式とは意味合いが違い、あくまでも愛を再び確認し合うセレモニーなのです。

バウリニューアルは結婚5周年や10周年など節目の年に夫婦の記念として行なわれることが多く、入籍したものの結婚式を挙げられなかった夫婦が行う事もあるようです。
最近では両親のために子供が企画し、プレゼントすることも多いようですよ。

リサーチしてみた結果　アウトリガー・リーフで

節目の年を迎えるに当たって数年前からハワイでバウリニューアルをしたいと考え、ハワイでセレモニーを行っている場所や費用を調べ3箇所が見つかりました。
ひとつはバウリニューアルを専門に行う「エンゲージメント株式会社」。おそろいのムームーとアロハシャツを着てビーチでのセレモニーに写真撮影が付く「ベーシック・プラン」が￥150,000。上位プランには教会を利用するプランなどもあります。

次にサンセットクルーズで人気のある「スター・オブ・ホノルル」でバウリニューアルを行うプランです。これは最上階デッキでキャプテンがセレモニーを行い、証明書と記念写真、乾杯用のシャンパンが付いたもので、1カップル＄190の費用がかかります。

最後がアウトリガー・リゾーツの宿泊者が対象のセレモニーで、アントリガーリーフ（火曜と金曜）とアウトリガー・ワイキキ（月曜と木曜）で行われています。
宿泊チェックインの時に申し込めば、先着順に特別な費用を支払うことが無く、セレモニーの時間も1時間から1時間30分ほどと3つの中では最も手軽です。
僕たちは結婚後初めての記念日ですし、観光など他にも色々とやりたいことがあったのでアウトリガー・リーフに宿泊し、ホテルのバウリニューアルに参加することにしました。

感動したバウリニューアル

参照:@OutriggerWaikikiBeachResort

アウトリガー・リゾーツのバウリニューアルはあらかじめ予約することもできます。大切な記念日ですから日本から予約していくことをお勧めします。
ホテル到着後、チェックインの時に結婚年数などを書類に記入する手続きがありました。
愛を再確認する式ですし写真撮影がありますので男性はアロハシャツ、女性はムームーやリゾートドレスなど後で写真を見て後悔しないような服装が良いかと思います。
またレイの交換があるので、ワイキキの「ロングスドラッグス」やチャイナタウンの「リンズ・レイショップ」などで入手しておくと良いでしょう。
ちなみに僕たちは前日訪れたポリネシアン・カルチャー・センターでいただいた物を使い回しました。

当日の朝になり7:30分頃ビーチに向かうとすでに参加者が集まっていました。
ウクレレのハワイアンソングとフラで式は始まり、紫のランが撒かれた砂の上に立てられた4本の柱の間を歩いて波打ち際へと移動します。
セレモニーは英語とハワイ語で執り行われ、女性のカフナ（神官）がバウリニューアルや夫婦の愛についてのお話をしてくれます。
結婚式のような誓いの言葉はないので周りに合わせていれば心配ありません。
カフナはチャントを唱えながら両手をつないだ手に清めた海水を注ぎ清めていきます。
この後レイの交換を行い鼻と鼻を合わせるハワイ式の挨拶をしますが、メモリアル・リングを交換しているカップルもいました。
最後に再びウクレレに合わせてフラが舞われて式は終了となり、この後それぞれのカップルごとの写真撮影となります。

カメラマンの指示に従って写真を撮るのですが、潮が満ちてくるタイミングだったため順番が最後の僕のズボンはびしょ濡れになりました。式用にチノパンツを持っていって正解でした。
写真は式後、指定された時間にホテル地下にある専用のカウンターで、欲しい写真セットやどの写真にするのかを選びます。
写真は5週間ほどで届く予定と伝えられましたが、実際にはもう少し早く到着しました。

バウリニューアルで撮影していただいた写真は額に入れてリビングに飾っています。ハワイで結婚記念のセレモニー＝バウリニューアルを受けてとても感動しました。もう少し年月を重ねたらまた受けてみたいなぁと思います。