ハワイ観光客は注意!ダイヤモンドヘッドトレイルは事前予約が必要に

ハワイ観光客は注意!ダイヤモンドヘッドトレイルは事前予約が必要に

ハワイを代表する観光スポット「ダイヤモンドヘッド」。これまではいつでも好きなときに頂上までのトレッキングを楽しむことができましたが、観光客などハワイへの訪問者は事前の予約が必要になりました。

ハワイのランドマーク ダイヤモンドヘッド

ワイキキの東側にそびえ立つダイヤモンドヘッドは約30万年前の噴火によって形成された火山活動の跡です。

ロコ達からは形が似ていることから、ハワイ語でマグロの頭という意味の「レアヒ」と呼ばれていました。

「ダイヤモンドヘッド」という名前は、斜面でキラキラと光る方解石の結晶をイギリスの船乗りがダイヤモンドだと勘違いしたことからそう呼ばれるようになったもの。

これをハワイ語読みにしたものがハワイアンソングのタイトルにもなっている「カイマナヒラ」です。

第一次世界大戦の頃からアメリカ軍の軍事施設として使用され、標高232Mの山頂まで物資を運ぶための登山道が整備されましたが、この山道が現在のハイキングコースです。

片道1.1キロ、約40分のトレッキングコースは初心者でも手軽に楽しむことができると、毎日大勢の登山客で賑わい、時には山道で渋滞ができ山頂へアクセスできなくなるほどの人気があります。

ダイヤモンドヘッドトレイルの利用が事前予約制に

このトレッキング客で連日賑わうダイヤモンドヘッドですが、入場するための事前予約が必須となることをハワイ州土地天然資源局(DLNR)が発表しました。

今回事前予約が必要となったのは旅行者など、ハワイ州発行の免許証または身分証明書を持っていないハワイ訪問者。

事前予約が必要になった理由として、登山客による環境への影響が抑えられることや、公園内や周辺地域の車の渋滞が減ること、地元住民や観光客にとっての快適性が向上することが挙げられています。

予約はオンラインからとなっており、システムを2022年4月28日(木)に稼働済み。

2022年5月12日以降にダイヤモンドヘッド州立自然記念公園を訪れるハワイ訪問者が対象となっています。

また、オプショナルツアーやトロリーで入場する場合にも対象となる旅行客は予約が必要。

ただしオプショナルツアーの場合は催行会社で予約が行われることになり、直接予約を行う手間はない模様です。

予約の方法や注意点

ダイヤモンドヘッドの予約は「こちら(https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead)」から24時間受付が可能で、訪問日の14日前から予約ができます。

予約は「Parking and entry(駐車場込み)」と「Entry only(入園料のみ)」の2種類があります。

Parking and entry(駐車場込み)では2時間単位で1枠$10、空きがあれば連続4時間(2枠)までの予約が可能。

2枠予約した場合の駐車料金は$10×2枠で$20となります。

いっぽうのEntry only(入園料のみ)では1時間単位の入場時間枠で予約ができ、入場料金は一人$5。

どちらも予約時間の開始30分以内(13:00枠の予約の場合13:30まで)に入場、または駐車しないとキャンセル扱いとなり、その際の払い戻しは行われず、駐車場に駐めた車は予約時間内に出庫しなければいけません。

入場料や駐車場利用金は予約時にクレジットカードのみでの支払いとなっており、予約日の変更には追加料金が発生することも。

また、公園が閉鎖された場合を除いて、個人的理由による予約キャンセルについては返金されないので注意が必要です。

オーバーツーリズムや環境への負荷を軽減するために行われるダイヤモンドヘッドの事前予約。オアフ島ではハナウマ湾自然保護区がすでに事前予約制を取り入れており、ハワイ州立公園でもカウアイ島のハエナ州立公園とマウイ島のワイアナパナパ州立公園に続いて、ダイヤモンドヘッド州立公園は事前予約が必要な州立公園の3園目となります。これからダイヤモンドヘッドのトレッキングを計画されている方は、忘れずに予約を済ませるようにしてくださいね。

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ダイヤモンドヘッド州立公園/Diamond Head State Monument

住所:
Diamond Head , Honolulu
電話番号:
808-587-0300
営業時間:
6:00~18:00
定休日:
無休
URL:
https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead  (事前予約サイト)
K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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