ハワイ出身の伝説的シンガー!ハワイアンアーティストIZに想いを込めて
ハワイ出身の伝説的シンガー「イズ/IZ」。
大きな体から出る美しい歌声で人々を魅了し、没後である現在でもハワイを中心に世界中の人たちから愛されています。
そんなイズの紹介と、私の想いをお話しします。
もくじ
カリスマ的ハワイアンシンガー「IZ」
イズ、(本名イズラエル・カマカヴィヴォレ / Israel Kamakawiwo’ole)は、1959年ホノルルで生まれたネイティブ・ハワイアン。
彼が11歳の頃から兄とともに音楽活動を始め、1976年彼が17歳の時には「マカハ・サンズ・オブ・ニイハウ / Makaha Sons of Ni’ihau」というバンドに参加します。
その後、1990年に初のソロアルバムを出し、1993年にはアルバム「Facing Future」というアルバムが大ヒット。
ハワイだけでなく世界中で彼の歌が知られるようになっていきます。
1997年、イズは38歳の若さで死去しました。
その時彼の身長は190センチ、体重は400キログラムを超えていたともいわれています。
彼の訃報はハワイ中の人々が悲しみ、州旗は半期掲揚されました。
そして没後の今もなお、世界中の人々のイズへの愛は変わらず、彼の美しい歌声は生き続けているのです。
私のおすすめする曲
イズの曲で私がおすすめする、彼の代表的なものを3つご紹介します。
オーバー・ザ・レインボー / Over the rainbow
1939年に発表され、多くのアーティストがカバーした曲をイズも歌っています。
彼の歌うオーバー・ザ・レインボーは聴く人の気持ちを明るくしてくれます。
今ではハワイを代表する曲とも言えるでしょう。
天国から雷 / Tengoku Kara Kaminari
ハワイ出身の力士、曙、武蔵丸、小錦について歌っています。
ハワイを離れ、遠い日本で活躍する3人をたたえている曲です。
メロディーも歌詞もわかりやすく、一度聴くとつい口ずさみたくなります。
ハワイ’78 / Hawai’i ‘78
この曲は明るくやさしいイズの曲とは少し雰囲気の違いを感じます。
変わりゆくハワイを見て、かつての王や女王は何を思うだろう?と、都市へと変わりゆくハワイを嘆くような歌です。
この曲を聴くたびに彼の深い思いを感じられ、歌詞が心に刺さるような気持ちになります。
今のハワイを見て彼はどう思うのだろう
IZがもし生きていれば2021年である今年は62歳。
彼がもし今のハワイで生きていたら、そして今の世界を見ていたら、どう思うのでしょうか。
ご紹介した彼の曲「Hawai’i ‘78」が作られた1978年から40年以上経ち、ワイキキにはコンドミニアムやショッピングモールがさらに建ち並び、リゾート地として世界中から人々が集まってきています。
このようなハワイを見て、さらに嘆き悲しんでしまうのでしょうか。
一方で彼の想いが今でも引き継がれ、歌われています。
そして世界では自然を大切にし、隣にいる人を愛そうという活動も広まっています。
ハワイを大切にしたいという気持ち、そしてハワイの大地を愛するという気持ちは変わらずあるのだということをIZに伝えていきたいです。
美しい歌声で私たちの心を癒してくれるIZ。
彼が亡くなった後もそしてこれからもずっと、IZのようにハワイへの愛を受け継いでいきたいと感じます。