リリウオカラニ植物園に行ってみた!ハワイ固有の植物が集まる穴場!

リリウオカラニ植物園に行ってみた!ハワイ固有の植物が集まる穴場!

オアフ島には大小合わせて10を超える植物園があります。
今回はホノルルにある植物園の中では最も小さくてユニークなリリウオカラニ植物園に足を運んでみました。

ハワイ固有の植物が集まるのリリウオカラニ植物園見どころをご紹介します!

リリウオカラニ植物園とは

リリウオカラニ植物園はダウンタウンの山側、ホノルル日本総領事館のすぐ隣にあるとても静かな植物園です。
ハワイ王国最後の女王であるリリウオカラニがよくピクニックを楽しんでいたお気に入りの場所だったことから、この場所に彼女の名前がつけられました。

後にリリウオカラニはこの場所をホノルル郡に寄付し、誰でも訪れることができる植物園として整備されました。
H-1ハイウェイを挟んでお隣にフォスター植物園がありますが、このハイウェイができる前まではリリウオカラニ植物園とフォスター植物園は繋がっていたと言われています。

ハワイ固有の植物がみられる

お隣のフォスター植物園には世界中の熱帯地域から集められた外来植物が多いのに対し、リリウオカラニ植物園はハワイの固有植物だけが集められたハワイでも珍しい植物園です。

ハワイ州がお金を出してこの公園で守っているのは、よく知られているコアの木やククイナッツ、ハワイ固有種のハイビスカス「コキオケオケオ」だけではありません。
実から出る黄色い液が染料として使われていた植物オハイという絶滅危惧種もあります。
また同じく絶滅危惧種のコオロア・ウラは、葉の茎の葉柄と呼ばれる場所に赤い花を付けるオアフ島だけでしか見ることのできない植物です。

これらの植物は知らないと見過ごしてしまうので、ハワイの植物の知識が豊富なガイドさんに案内してもらえるオプショナルツアーに参加するのがおすすめです。

渓流や芝の広場がある公園のような植物園

リリウオカラニ植物園は実際に訪れてみると綺麗な芝生に木漏れ日が落ちる、居心地のよい公園のような植物園です。

また渓流のようなヌウアヌ川とその上流にはワイカハルル滝もあり、のんびりとした空気が流れています。
平日は訪れる人もほとんどなく、ハワイにある他の植物園を想像して訪れるとイメージが違うので少し戸惑うかもしれません。

以前はホームレスのテントがたくさんあったようですが、植物園の周辺に住む住人達の要望やホノルル市の努力によって、2019年の7月に訪れたときにはテントはすべて撤去されていました。

今回ご紹介したリリウオカラニ植物園は、ガイドブックなどにも載っておらず、あまり知られていない植物園です。
入場料は無料でリリハ・ベーカリー本店にも近いので、お近くを訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。

リリウオカラニ ボタニカル ガーデン/Liliʻuokalani Botanical Garden アクセス+店舗情報

リリウオカラニ ボタニカル ガーデン/Liliʻuokalani Botanical Garden

住所:
123 N Kuakini St, Honolulu,
電話番号:
+1 808-522-7066
営業時間:
09:00~16:00
定休日:
無休
URL:
サイトURL

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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