ハワイ島のビーチは黒砂ばかり?気になるハワイ島ビーチ事情と穴場ビーチ「マニニオワリビーチ」
オアフ島ではそれほど珍しくない白砂のビーチ。
ところが今も火山活動が続くハワイ島には白砂のビーチが多くはありません。
今回はその貴重なビーチのひとつ「マニニオワリビーチ/Manini’owali Beach」をご紹介します。
黒砂ビーチが多いハワイ島
観光ガイドなどで紹介されているハワイ島の砂浜のビーチは「黒砂プナルウビーチ」や、サウスポイントに近い「グリーンサンドビーチ」で、いずれも白砂ではありません。
「ビッグアイランド」とも呼ばれているハワイ島は、実は溶岩で出来ている島です。
高温の溶岩が冷たい海水にぶつかって急速に冷やされ、粉々に砕けます。
そのため、黒砂の粒を含むあらゆるサイズの玄武岩の破片になります。
ハワイでは、どの島でもビーチから溶岩石や砂を持ち出すことが禁止されています。
珍しいこの黒砂でも絶対に持ち出してはいけないので、写真を撮ったり実際に手に取ってみたりと楽しむようにしてくださいね。
ハワイ島に白い砂のビーチはあるの?
なかでもエリソンオニヅカ・カイルアコナ国際空港とワイコロアの真ん中ほどにある、クキオ ゴルフ&ビーチクラブの西側にひときわ美しい白砂のビーチがあります。
そのビーチの名は「マニニオワリビーチ/Manini’owali Beach」、通称クア・ベイと呼ばれています。
思わず見とれてしまう美しい海のコントラスト
このビーチの特徴は砂浜が白いだけではなく、海もとてもきれいなこと。
ハワイにある多くのビーチから望める海はそのほとんどが、緑がかったブルーをしていますが、このマニニオワリビーチの海はブルーそのもの。
白砂のビーチからターコイズブルー、さらにコバルトブルーへと続くグラデーションはハワイ随一、誰もが認める美しさといえるでしょう。
ハワイ島には1993年に全米No.1に輝いたハプナビーチや、2000年に選ばれたマウナケアビーチがありますが、そのどれよりも美しいビーチです。
海水は透明度が高く、色とりどりの海洋生物が住んでいるので、シュノーケリングを楽しむにもベストスポット。
一年を通してやや波が高めで、冬になる大波が押し寄せるため、サーフスポットとしても人気があります。
観光客にあまり知られていない穴場のビーチ
マニニオワリビーチはまだあまり観光客には知られていない穴場のビーチです。
とはいえロコ達の間では人気のビーチで、週末になると駐車場はあっという間に満車になってしまいます。
また、それほど広くないビーチであまりに人が多いと少し落ち着かないので、訪れるのなら平日がおすすめです。
以前はフードトラック「Pono Grindz」が営業していましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、現在は出店していない模様です。
周囲にお店などが無いので食べ物や飲み物はビーチに来る前に調達してくることをおすすめします。
トイレやシャワーなどの施設は整備されているものの、ライフガードは常駐していないようなので、水遊びをする際には十分注意してください。
マニニオワリビーチへのアクセスは、カイルアコナ国際空港から19号クイーンカアフマヌハイウェイを北上します。
右手に「Hawaii Veterans Cemetery」の看板が見えたらその先の交差点を左折し「クアベイ・アクセスロード」へ入れば、あとは一本道です。
ハワイ島では珍しい白砂の美しいビーチ、マニニオワリビーチ。
まるで絵に描いたような美しいビーチは一度行ってみる価値あり。次回のハワイ旅行でハワイ島観光を計画されている方は、是非計画に入れてみてはいかがでしょう。
マニニオワリビーチ(クア ベイ) /Manini’owali Beach (Kua Bay)
- 住所:
- Hwy. 19 Paved Road With Sign Near Marker 88, Kailua-Kona
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