ハワイにもヒッピー文化!?マウイ島のヒッピータウン「パイア/Paia」へ行ってみた
日本でハワイといえばオアフ島ですが、アメリカ人にとってハワイを象徴する島はマウイ島です。
日本人があまり観光に訪れることのないこの島の北部に、パイアという小さな町があります。
今回はマウイ島の「ヒッピータウン」とも呼ばれている「パイア/Paia」へ行ってみました。
パイアがどうしてヒッピータウンと呼ばれているか、どんな街なのかを詳しくご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ヒッピー文化で復活した町
州道36号線とボールドウィン通りの交差点を中心に広がるパイアの町は、19世紀の後半からサトウキビ産業が盛んになり、それとともに栄えていった町です。
当時この町にはサトウキビプランテーションで働く人たちが大勢いて、なんとマウイ島の人口の2割がパイアに集まっていたといわれています。
20世紀後半になるとサトウキビ産業はカフルイへと移り、労働者も移動。
やがてサトウキビ産業そのものが停滞すると、パイアは活気を失ってゴーストタウンのようになってしまいました。
ヒッピー文化が登場した1960年代後半頃からは大勢のヒッピーがパイアに移り住み、小さなお店をオープンさせ始めると街は再び活気を取り戻していきました。
80年代になるとパイアはウインドサーフィンのメッカとして注目されるようになり、現在はサーファー向けのお店やヒッピー文化を感じられる店など、こだわりを持ったお店が軒を並べる街になりました。
気になるお店がたくさんあるパイア
人気のあるレストランが集まる場所パイア。
「フラットブレッドカンパニー」や「カフェ デ アミス」などの店名は、一度は聞いたことがある方も多いでしょう。
なかでも人気があるのは、ワイキキにも支店ができた「パイア フィッシュ マーケット」。
しかし、今回はツアー参加のため、パイアへ来る前に「クラ・ロッジ/Kula Lodge」に立ち寄って大きなマルゲリータを食べたばかりだったので、残念ながらパイアのグルメを楽しむお腹の余裕がありませんでした。
ただ、パイアにはレストラン以外にも気になるお店がたくさんあり、その代表格がアンティークショップの「パイアトレーディングカンパニー」。
店内にはカメハメハ大王が描かれた昔のカーライセンスプレートや年代物のアロハシャツなど、ハワイをはじめ様々な国の雑貨が色々とあって時間を忘れてしまいそう。
続けて立ち寄ったのは老舗のオーガニック スーパー「マナ フーズ」。
外から中が見えず、お店の壁に「Mana Foods」と書かれているだけなのでスーパーのように見えません。
店内にはオーガニック野菜や果物、ハワイで獲れたお魚のほか、お店で焼いたパンや充実したデリコーナーなどもあり、見ているだけでも楽しくなってしまうお店です。
美味しそうなタロチップスを売っていたので2袋買いました。
ヒッピーの町だから!?少し怖かった体験
パイアではレストランを除いて、本当にたくさんのお店を覗きまくりました。
その理由はヒッピー風の男性です。
実はパイアの町を歩き始めてから誰かに後をつけられているような気配がして、慌ててアイスクリーム屋さんに飛び込みました。
お店を出て「もう大丈夫だろう」と思っていたのもつかの間、またその人が・・・
何気なく観察していると、どうもパイアの住人のようで町の人たちと挨拶したり話をしたりしながらつけてきます。
危険ではなさそうだけどはっきりいって気味悪いし、少し怖い思いをしました。
ガイドさんとの集合時間が近づき、町を出た際にはいなかったのですが、もしかしすると日本人とお話でもしたかったのかもしれません。
「パイアフィッシユマーケット」の壁の色がグリーンからブルーに変わり、逃げ込んだアイス屋さんも「オノジェラード」から「ウルラニハワイアンシェイブアイス」に。
「パイアトレーディングカンパニー」は閉店と、今ではパイアの町の様子もおしゃれに変わってきています。
訪れたころは町を走る自動車の数も少なかったのに、今では渋滞で車が動けなくなることもあるようです。
また訪れる機会があればもう一度じっくりとパイアの町を歩き回ってみたいです。
みなさんも、訪れてみてはいかがでしょうか?
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