ワード地区再開発によりオハナ・ハレ・マーケットプレイスが取り壊しに

ワード地区再開発によりオハナ・ハレ・マーケットプレイスが取り壊しに

参照:@ohmhawaii

ワード地区にある注目スポット、オハナ・ハレ・マーケットプレイス。以前から進められてきたワード地区の再開発により取り壊されることが分かりました。今回はこのオハナ・ハレ・マーケットプレイスや、その取り壊し後について、さらにマーケットのその後についてもお話ししてゆきます。

3月31日にクローズし取り壊されるオハナ・ハレ・マーケットプレイス

飲食店や衣料品店など、さまざまな小売店が軒を並べていたオハナ・ハレ・マーケットプレイス。

地元の人を中心に、最近では観光客も大勢訪れるようになってきたこのスポットが、3月31日をもってクローズすることになりました。

このクローズはかねてから進められてきたハワードヒューズ社によるワード地区の一帯の再開発プロジェクトによるもの。

オハナ・ハレ・マーケットプレイスの建物は取り壊され、ワードビレッジ内における第8番目のプロジェクトとなる高級コンドミニアム「ザ・パーク・ワードビレッジ」の建設予定地となっています。

ハワイローカルのスモールビジネスが集まるマーケットプレイスとして誕生

今回クローズとなるオハナ・ハレ・マーケットプレイスは、2018年9月、同じ場所にあったスポーツ用品店「スポーツオーソリティ」の跡地にオープンしました。

ハワイ語で家族を表す「オハナ」、家を表す「ハレ」から名付けられたこの商業施設は、ハワイのローカルビジネスを営む小売業者を後押しするためのもの。

マーケット内には飲食店やカフェ、雑貨店、洋服店、ウクレレなどを販売する楽器店、さらにはコスメやサプリ、健康器具を販売するお店など約140店が出店していました。

また、この場所で人気となった飲食店やショップがワイキキやアラモアナなどに進出することも多くなり、ハワイのトレンドの発信地としても注目されるように。

今では地元のロコだけでなく、ローカルな雰囲気が楽しめると、観光客の間でも人気のスポットとなっています。

移転予定のオハナ・ハレ・マーケットプレイス

これまでハワイのローカルビジネスを支えてきたオハナ・ハレ・マーケットプレイスですが、すでに移転の計画が進んでいるようです。

新しいスポットとなるのは現在の場所から5分ほど離れたカカアコ地区にできる新しい施設で、2ヶ所に分かれて移転し、来年の夏頃オープンの予定です。

ただ今回のワード地区のオハナ・ハレ・マーケットプレイスのクローズのタイミングで閉店を選択する小売店も多いようで、そのことはとても残念です。

来年夏に新施設に移転することになってはいるものの、観光客とローカルビジネスとの出会いの場にもなっていたオハナ・ハレ・マーケットプレイスがクローズしてしまうのはとても残念なことです。カカアコに移転した新しいマーケットで、新たなローカルビジネスと出会える日が来るのが待ち遠しいですね。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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