【2022年~】トラブルで飛行機に間に合わない!こんな時どうしたらいい?ハワイ通ライターが徹底解説
自宅から空港、空港からハワイまでスムーズに移動できればそれが一番ですが、公共交通機関などのトラブルで万一飛行機に乗り遅れたときにどうしたら良いのでしょうか、その対処法を調べてみました。
成田エクスプレスが遅延でギリギリ搭乗した
参照:@m.masubuchi
直近のハワイ旅行は成田発のデルタ航空便利用でした。成田エクスプレスで成田まで向かう途中、突然列車がスピードを落とし駅ではない場所で停止してしまいました。
「総武線内の駅で人身事故が発生した影響で停止した」と車内放送がはいりました。そしてしばらくしてはいった「復旧の目処はたっていません」のアナウンスに固まりました。
その後電車は復旧し1時間遅れで成田に到着し、ぎりぎりの時間でチェックイン。21時発の飛行機なのに20時15分にセキュリティチェックにはいり、なんとか搭乗予定の飛行機に間に合いました。
今回は間に合ったので良かったのですが、このような状況は今まで想定したことがありませんでした。
搭乗便に乗り遅れそうになった時には
それでは搭乗便に乗り遅れそうになったらどうしたら良いのでしょうか。すでに空港に向かっているのなら引き返さずそのまま空港へ向かうようにしましょう。
さらに搭乗予定便の航空会社やツアーを申し込んだ旅行代理店に連絡を入れましょう。このように対応すれば搭乗予定便の後続便に空席があった場合追加料金なしで他の便に搭乗することが可能になることもあるからです。
これは航空会社の通称「フラット・タイヤルール」と呼ばれるもので、不測の事態を車のパンク=フラット・タイヤに例えて名付けられています。
ただし航空会社によっても対応が異なる非公式のルールで、あくまで航空会社の善意なので対応してもらえないケースもあります。
また状況によっては乗れる便まで長時間待つことになりますが、航空券の買い直しよりは安くなることが多いので、とにかく搭乗時間に遅れそうなときは空港に向かうと共に、航空会社や旅行代理店に連絡をして指示を仰ぎましょう。
この時空港まで公共交通機関を利用していれば遅延証明を取るよう求められる場合もあります。今ではインターネット・ウェブサイトで遅延証明を出してくれる場合もありますが、改札でもらえる紙の証明が必要なのかネットの証明で良いのかも合わせて確認すると良いでしょう。
乗り遅れて生じた損害は請求できるのか
参照:@m.masubuchi
電車の遅れなどで搭乗便に間に合わなくても、その損害を鉄道会社に請求することは出来ません。それでは救済策はないのでしょうか。
旅行申込時に契約する海外旅行保険には1.飛行機の大幅な遅延や欠航の時、2.予定していた乗り継ぎ便の大幅な遅延や欠航の時、3.目的地で受けるはずだったサービスが利用できず、キャンセル料を支払わなければならなかった場合に保証してくれる「航空機遅延特約」が付加されています。
しかしこの特約は実際にはキャンセルした現地のホテルやアクティビティのキャンセル料を保証するもので、限度額が2万から3万程度なので気休めにしかなりません。
また、新たな便の航空券代金や長時間待機するための食事代などは自己負担となります。
というわけでどのような状況であれ飛行機の乗り遅れはすべてのケースで自己責任ということになります。対策としては少しでも早めに自宅を出発する。空港までのルートを複数考えシュミレーションしておく、実際に遅れそうになったら早めの連絡をするなどです。
せっかくのハワイ旅行ですから出発から帰国までトラブルフリーで楽しめるのが一番です。しかし万が一トラブルに遭っても落ち着いて対応できるようあらかじめ調べておくことも大切なことですね。
コロナ禍で必要な手続きも増えた可能性もあるので、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。