コロナ禍で今季のハワイサーフィン大会を中止!「エディなら行くぜ」を忘れずに一歩を踏み出そう

コロナ禍で今季のハワイサーフィン大会を中止!「エディなら行くぜ」を忘れずに一歩を踏み出そう

ノースショアといえばサーフィン

皆さんこんにちは。

ナビちゃおハワイのmimiです。

皆さんはノースショアというと何を思い出しますか?

ハレイワの街、ガーリックシュリンプ、サーフィン・・・・

色々な事が思い浮かびますよね。

私はやっぱりサーフィンかな。

大波に向かってパドルしていく姿とか、テイクオフの瞬間とか見てるとドキドキします。

サーフィンのレジェンド

1946年マウイ島カフルイに生まれ、ハワイのサーフィンのレジェンドとして知られるエディ アイカウ。

ライフガードとして多くの人の命を救いました。

サーフィンの世界では、デューク・カハナモクに次いで先住ハワイ人系プロサーファーの先駆けとなった人です。

ホクレアの悲劇

1978年、航海カヌー「ホクレア」のタヒチまでの航海にクルーとして参加しましたが、船は出航後にモロカイ海峡で遭難。

その時エディは救援を要請するためにサーフボードに乗って荒れ狂う海に漕ぎ出し消息を絶ってしまったとのこと。

「Eddie Big Wave Invitational」

32年で生涯を閉じた英雄のエディを称え、エディが愛したノースショアのワイメアベイでサーフィン大会が開かれるようになりました。

それが「Eddie Big Wave Invitational」

冬に大波があがるノースの海ですが、会場となるワイメアベイに25フィート(約7.6m)以上の大波がこなければ開催されない大会です。

どんな大波にも屈せず向かって行ったエディですから、この大会を制することはサーファーにとても栄誉な事なのです。

今年は中止が決定

今シーズン(2020~2021)の大会は、コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止が決定しました。

多くの人が集まる大会ですから、早めの決断をしたのでしょう。

今シーズンは中止でもエディへの思いは来年も再来年も消えることはありません。

EDDIE WOULD GO

有名な言葉があります。
「EDDIE WOULD GO/エディなら行くぜ」

これはエディの生き方を称えたフレーズでハワイでは知らない人はいないと言われているほど。

「Eddie would go」はサーフィンだけに使われる言葉ではなく、どんな状況、どんな人にも用いることができます。

誰もが成し遂げていないこと、誰もやっていないことをする時「エディならやるぜ」というニュアンスで使われます。

人々が何かにチャレンジする時、誰かが助けを必要としている時に勇気をだして一歩を踏み出すための応援をする表現として使ってほしい言葉です。

ホクレアが最後の航海から帰郷

そんなエディの思い出が詰まったホクレアが、最後の3年間の航海を終えて故郷のハワイに帰艦したのが2017/6

マジックアイランドにはホクレアの勇姿を一目見ようと夜明け前から多くの人たちが集まり始め、ホクレアはチャントと歓声に見守られながらアラワイヨットハーバーへ入港。

実際にマジックアイランドへの入港動画を見た時は感動しました。

航海距離が4万海里を超え、150の港に寄港。

ホクレアは日本の横浜港にも入港し、ハワイへの回航時は日本人クルーが参加しての航海になりました。

その後はハワイでの多くのイベントをこなし、ホクレア誕生の地であるクアロアで長旅の疲れを癒したとのこと。

ハワイの歴史を様々な観点からみると、ますますハワイが好きになります。

観光ではない角度からハワイを見るのもたまにはいいですよね。

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「ナビちゃおハワイ」編集長mimi
著者:「ナビちゃおハワイ」編集長mimi


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