アロハシャツをもっと詳しく♪様々なデザインをご紹介

アロハシャツをもっと詳しく♪様々なデザインをご紹介

ひとくちに「アロハシャツ」といっても最近ではそれぞれのメーカーから様々な柄やスタイルの商品が発売されています。
今回はアロハシャツの柄やシルエット、襟のデザインなどについてご紹介します。

絵柄とデザインのパターンを深掘り!知っておくと買い物がより楽しい♪

アロハシャツの様々な柄には昔から伝わるパターンがいくつかあります。
ここではそのパターンを色々と見ていきましょう。

パターンの中で最も歴史が古いのが「オールオーバー」と呼ばれる柄。
一定の間隔でアロハシャツ全面に柄が繰り返して配置されていて、日々発売されるアロハシャツの中にもこのパターンは多くみられます。

アロハシャツは日本の着物がベースと良く言われますが、これが「オリエンタル」と呼ばれている柄の元祖で、金魚や鶴など和テイストのアロハシャツのデザインパターンです。

「ボーダー」というパターンは横方向ではなく、柄が縦方向に繋がっているデザイン。
「ホリゾンタル」は柄の上下がはっきりと解るデザインで、大きく椰子が描かれたものなどがこれにあたります。

他にもデザインのパターンはいくつかありますが、ここでは今も頻繁に使われる代表的な柄のパターンをご紹介しました。

ウエストラインや袖のデザインパターンとは?

アロハシャツと聞いてどのようなシャツのシルエットを想像するでしょう? 
多くの方は「開衿の襟で、身頃がゆったりとしているシャツ」と想像することでしょう。
ところが最近ではウエストの辺りを少しテーパードさせてスタイリッシュに見えるアロハシャツも登場しています。

ポケットは、最初から付いていないすっきりとしたデザインものも販売されるようになりました。

アロハシャツといえば、その裾のシルエットは一直線の「ボックスカット」、または「スクエアカット」と知られていますよね。
しかしシャツの裾が半円型になっている「ラウンドカット」のものも販売されています。
袖が少し短めのものなどもあり、色々なシルエットのアロハシャツを楽しめる時代になってきました。

みんなのイメージが変わる襟のデザイン♪

アロハシャツと聞いて誰もがイメージする襟の形は「オープンカラー」ではないでしょうか。
この「襟」もアロハシャツに様々な表情を与える重要なパーツなので、少しお話ししましょう。

ヴィンテージアロハやそれらを復刻したレプリカ・アロハには、襟が袋縫いされている「袋襟」が多くみられます。
これは襟の部分を2度縫いして最初の縫い目が見えないようにするもので、手間もかかりますが、襟がすっきりと涼しげに見えます。

一方「レインスプーナー」や「シグゼーン」では襟に「ボタンダウン」を使ったものが多くハワイのビジネスパーソンに人気があり、少し寒くなったときに上着を着ても襟が綺麗に見えます。

最近では、大人のリゾートファッションで有名な老舗ブランド「トリ・リチャード」から、少し小さめの「ワイドスプレットカラー」のアロハシャツも販売されており、襟にこだわってアロハシャツを選ぶのも楽しいでしょう。

ハワイに昔からあるアロハシャツのスタイルをしっかりと守っているメーカーや、色々と新しい柄や新しいデザインにチャレンジするメーカーなど、アロハシャツはどんどんバリエーション豊かになっています。
自分の着こなし方によって似合うアロハを選べるようになったともいえるでしょう。
ハワイであなたに似合うアロハシャツを探してみませんか。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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