【2020年8月更新】ダニエルKイノウエ空港がリニューアル!レンタカーの返却に注意
2016年から行われているダニエルKイノウエ空港のリニューアルプロジェクト。
2020年はその最終年になります。
そこで今回はレンタカー利用方法の変更など、ダニエルKイノウエ空港リニューアルについてご紹介します。
ダニエルKイノウエ空港大リニューアルの概要
参照:Department of Transportation, State of Hawaii Official Portal
まずはダニエルKイノウエ空港の大リニューアルに関して概要を見ていきましょう。
これまでのインターアイランド・ターミナルはターミナル1に吸収され、ハワイアン航空離島便専用となって拡張されました。
これによってターミナル2の東側にあったコミューター・ターミナルはターミナル3となり、モクレレ航空専用のターミナルに。
日本からハワイを訪れる際に利用するターミナル2も、サウスウェスト航空用に拡張が行われました。
さらに、オープンだったコンコースは幅を広げて壁を付け、エアコンが効いた涼しいエリアとなり、古さが目立っていたインテリアも新しくなっています。
他にも日本風庭園のお色直しやソーラーパネルの設置、ターミナル2だけで50を超えるトイレもきれいに整備し直し、男性用トイレを含めた全トイレにおむつ変えステーションも設置されました。
レンタカー専用のビルが誕生
地上フロアにすべてのレンタカー会社のオフィスが密集しているダニエルKイノウエ空港。
ターミナル2と道路を隔てて隣り合った区画に総合レンタカー施設(CONRAC)となる、5階建てで約4,400台駐車可能な駐車場を備えるビルが誕生します。
現在空港内にあるアドバンテージ、エイビス、ナショナル、バジェット、ハーツのレンタカー会社5社が、このビルに入る予定で準備が進められており、ダニエルKイノウエ空港でのレンタカー利用がより便利になります。
ただし、当初2020年中に5社あるレンタカー会社が順次総合レンタカー施設(CONRAC)専用ビルへ移転すると発表されていましたが、新型コロナウイルスの影響により予定が遅れている模様です。
レンタカーの返却方法が変わります
参照:Department of Transportation, State of Hawaii Official Portal
この総合レンタカー施設(CONRAC)専用ビル完成に伴い、すでにレンタカーの返却場所がこのビル内へと移動しています。
このためアドバンテージ、エイビス、ナショナル、バジェット、ハーツなどアメリカ大手のレンタカー会社5社でレンタルした場合、すべて同じ返却場所となっています。
レンタカー会社のオフィスが総合レンタカー施設(CONRAC)専用ビルへ移転するまでの間、借りる場所と返却する場所が異なるため注意が必要です。
空港エリア内にある「Rental Car Return」という標識を目印に進めば迷うことは無いのですが、ダニエルKイノウエ空港でレンタカーを借りたことのある人ほど注意が必要かもしれません。
ハワイを訪れる観光客が便利に、そして快適に利用できるように大リニューアルが行われたダニエルKイノウエ空港。
ただ、今回の新型コロナウイルスの影響によって、このリニューアルされたホノルルの空港に行くことができるのはまだ先になりそうです。