ハワイのレストランではスマートに。マナーを知って楽しもう

ハワイのレストランではスマートに。マナーを知って楽しもう

ハワイ旅行でとまどってしまうのが、レストランでの過ごし方。
日本とは文化が違うので勝手がわからないし、英語で会話しなくてはいけない!
慣れていないと緊張しますよね。
今回は私の体験から学んだ、ハワイのレストランでのマナーをご紹介します。

自分の席には担当のスタッフがいる

席に案内されると、まず始めに担当のスタッフが来てくれます。
「私が担当です。よろしくね。」と言ってくれるので覚えておきましょう。
注文から会計まで、基本的にはその人に全てお願いします。

スタッフはとてもフレンドリー。
おすすめは何か、苦手なものがあるんだけど、など遠慮せずにどんどん話しましょう。
こちらの気持ちが伝われば、スタッフもサービスしやすくなります。

ただし、横柄な態度や日本語だけで強引に話すことはやめましょう。
片言でもいいので英語を使ってみたり、「Hallo」「Thank you」「Aloha」
などあいさつを大切に。

手をあげたり大きな声でスタッフを呼んだりしない

「すいませーん」とスタッフを呼ぶのが日本。
または手をあげて気付いてもらうことも。
しかしハワイではこれはマナー違反、というよりもロコの方はしない行為。

ロコの友達と食事に行ったとき、その友達は私より年上だったこともあり、私は率先して「Excuse me!」と元気に手を振ってスタッフを呼ぼうとしました。
ところが、「ちょっと待ちなさい、待っていれば必ず来るのだから」と注意を受けてしまったのです。

注文したい時はメニューを閉じたりメニューから目を離していれば注文が決まったサイン。
スタッフはそれに気づいて注文を聞きに来てくれます。
なかなか来てくれなくても、待つのです。

料理が来た時には「ほかに何かご用はありますか?」と聞いてくれることもあります。
また食事の途中で「味はどうですか?」と話したり、
食事が終わるころには「デザートのメニューを持ってきましょうか?」と聞いてくれます。
このように、スタッフは何度も席に来て、満足しているか、何か用はないかと声をかけに来ます。

お水が欲しいときや、残った食事を持ち帰りたい時などは、そのタイミングでお願いしましょう。
日本では、思いついたらすぐにスタッフを呼びますが、
ハワイでは食事の見通しをもってスタッフに何かお願いできると良いですね。

それでもスタッフが来てくれないこともある

我慢強く待ち続けてもなかなか気づいてくれないこともあります。
担当のスタッフが私服に着替えて帰ってしまったこともあります。

そういう時はどうすればよいでしょう。
なかなか気づいてもらえない時は、私は担当スタッフと目が合うようにじっと見つめます。もちろん笑顔で。

もしくは、他のスタッフが近くにいたら小声で呼びます。
そして「担当の〇○は?」と聞いたり、いそうもなかったらその人に話してしまいます。
この程度はマナー違反ではありません。

チップの基本は15%~20%けれどあなたの思いで決めてOK

チップも日本にはない習慣なので、困ってしまいます。
レシートにはチップの目安が書かれていることもあり、それを参考にすると良いでしょう。

海外旅行に慣れていない頃、メニューにある金額以上は支払いたくないな、という気持ちもありました。
しかし普通にサービスを受けてチップを全く払わないのはマナー違反です。
そのため、レストランに入る際は、あらかじめチップの金額を含めて考えておくようにしています。

レシートにチップの金額が記載されてはいますが、これはあくまで目安として。
この通りに支払う必要はありません。
サービスがあまりよくないなと感じたら15%より少なくても良いし、こちらの要望をたくさん叶えてくれたり、飲み物をこぼした時に丁寧に対応してくれたな、などと感じたらチップを多くしても良いでしょう。

大好きなハワイに来たのだから、その文化に合わせることも旅の楽しみです。
観光客が多い場所であっても、その地に溶け込もうとする気持ちが大切。
初めてのレストランやロコの多い場所では旅慣れていても緊張します。
けれどもスタッフはみな親切。
スタッフとコミュニケーションを取りながら、スマートに振る舞いたいですね。

mitsuko
著者:mitsuko
子供の頃に家族で旅行をして以来、ハワイにずっと恋しています。
alohaな人と空気はここでしか出会えません。
毎年の渡ハでは、女子旅、ひとり旅、2泊の弾丸旅など毎回何か新しい発見を求めています。
王道からひと味違う旅まで、素敵な時間を過ごせるお手伝いができれば嬉しいです。

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