ハワイで一番美味しいフルーツは?ハワイの絶品パパイヤ「カミヤ」をご紹介
ハワイの果物と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか。
パイナップル、アップルバナナ、マンゴー、パッションフルーツ・・・。
1年を通して気候が温暖なハワイでは様々な果物が楽しめます。
今回は数あるハワイのフルーツで一番美味しいと評判のカミヤ・パパイヤをご紹介します。
カミヤパパイヤの歴史
カミヤパパイヤは1950年代、カネオヘのトーマス・カミヤによって産み出されました。
酪農家として働き始めた彼はその後野菜農家に転身し、パパイヤを作り始めました。
「カミヤパパイヤ」はブランド名で、1960年代にハワイで独自に作り出された品種です。
元になったのは「ライン77」と呼ばれる、肉厚の大きな丸いパパイヤ。
これはもともと1960年代初頭にハワイ大学熱帯農業・人的資源学部のヘンリー・ナカソネ博士が導入したもので、トーマスは中曽根博士からこのパパイヤを紹介されました。
ライン77は素晴らしい食感を持っていたものの、難点は3ポンドから4ポンドもある大きさと、果実のなかに種子の入った深い星形の空洞があり種を取るのが面倒なこと。
トーマスはこれを品種改良し、「カミヤパパイヤ」というブランドネームを付けてハワイ生まれのスーパーマーケット「TIMES」で販売しました。
気になるカミヤパパイヤの味は?
「ハワイに来たなら絶対に食べるべき」というカミヤパパイヤは果たしてどんな味がするパパイヤなのでしょう。
このパパイヤは少し細長い形をしています。
宿泊先のホテルでいただくのなら、できるだけ黄色くて柔らかい物を購入するのがおすすめ。
ハワイ到着日に買いに行き、緑色のものしかなければ紙袋に入れて部屋で追熟させるのがおすすめです。
良く冷やしたパパイヤにナイフを入れると、甘い香りとともにオレンジ色の果肉が現れます。
黒い種はトーマスさんが品種改良してくれたおかげで、簡単に取り除けます。
スプーンですくって食べるととても濃厚でフルーティーな味わいに思わずほおが緩みます。
一度食べればカミヤパパイヤの味にハマってしまうこと請け合いです。
オアフの絶品パパイヤはどこで手に入る?
カミヤパパイヤがどこで手に入るのか気になりますね。
カミヤパパイヤはローカルスーパー「タイムス」の各店舗で取り扱っています。
ところがあまりのおいしさにタイムスでは売り切れになってしまうこともあるので、午前中に訪れるのがおすすめですが、毎日入荷する物でもないようです。
そんなときにはケアウモク・プロデュースやウェルカムマーケット、クラックシードハワイ、ニジヤマーケット、タマシロマーケット、ヤマシロビルディングサプライに足を運んでみましょう。
またKCCファーマーズマーケットで見かけたという情報もあるので、お出かけの際に探してみるのもよいかもしれません。
ハワイでしか味わえない絶品パパイヤの「カミヤ」。
普通のパパイヤよりお値段が少しお高めですが食べる価値が十二分にあります。
ライムを搾るとより美味しくいただけるという情報も。
ぜひ次のハワイ旅行でカミヤパパイヤの虜になってください。