ハワイで日焼け止めが禁止って本当!?「ハワイ日焼け止め規制法」2021年1月1日発効

ハワイで日焼け止めが禁止って本当!?「ハワイ日焼け止め規制法」2021年1月1日発効

7月3日、ハワイで日焼け止め規制法が成立という、びっくりするニュースが流れてきました。
ハワイで日焼け止めを使わないなんて、考えられないことです。
でも詳しくニュースを見ると、すべての日焼け止めが規制されるわけではありません。
今回は、2021年のハワイ日焼け止め規制法施行へむけての対応をご紹介します。

ハワイで日焼け止め規制法成立!対象商品は3500種類にも!

7月3日にハワイ州のイゲ知事が、サンゴ礁への有害物質である「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」が含まれる日焼け止め商品の販売と流通を規制する法律を、2021年に発効すると発表しました。
対象商品はおよそ3500種類で、日本製の日焼け止めにも多数対象商品があると見られています。
医師の処方によるものは対象外とされています。

製品表示に「オキシベンゾン」「オクチノキサート」の記載がなくても、由来成分も規制対象になっており、特にオクチノキサートが由来成分の「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」は、日本製の日焼け止めにも広く使われています。

日焼け止め規制法の目的はサンゴ礁の保護

今回ハワイ州で成立した日焼け止め規制法は、サンゴ礁をはじめとする自然を守るための法案です。
観光客が使用している日焼け止め成分が、サンゴ礁の生態に影響を及ぼしていると考えられているのです。

イゲ知事は世界初の試みと述べており、今後は日本をはじめサンゴ礁を有する国々で同様の対応が行われると各方面で見込まれています。

日本の日焼け止め商品主力メーカーは、この動きを受けて「今後は規制対象となる物質を使わない商品を販売する方針」としています。

日焼け止め規制法対応の日焼け止めを手に入れる方法

ハワイ州観光局では、「すでに、ハワイのホテルでは、規制法に反しない日焼け止めを部屋に置くなどの対応をしている」と述べています。
また「公共のホテルやプールなどでは、規制法に反しない日焼け止めのポンプを設置する動きがある」としています。

当面はハワイのホテルや公共の場所に設置されている日焼け止めを使うことで、サンゴ礁に対する有害物質を使ってしまうことは避けられそうです。

また、規制法には、規制対象の日焼け止めの持ち込み禁止や禁止製品を使用した際の罰則はありません。
でも、私たちが自分を守るために使用している日焼け止めが、愛するハワイの環境を壊す恐れがあるのなら、やはり使い方を考えていかなくてはなりません。

今回はハワイで日焼け止めが禁止って本当!?「ハワイ日焼け止め規制法」2021年1月1日発効をお届けしました。
7月3日にハワイ州で成立した日焼け止め規制法は、ハワイの観光資源であるサンゴ礁を守るための法案です。
愛するハワイを守るため、わたしたちも日焼け止めの使い方について、正しい知識と深い認識を身につけていきましょう!

gayo
著者:gayo
2012年春に、某有名旅行サイトの懸賞で10万ポイント当選!
沖縄へ行きスキューバダイビングのライセンスを取得する。
それを機に女子一人旅にはまる。
女子一人旅を実践するうち、個人手配の方がお得なことに気づき、国内旅行業務取扱管理者の資格を取得。
ハワイへは1月のソニーオープンを楽しみに行くことが多いです。
女子一人旅のおすすめスポットやゴルフ・ショッピングのお得な情報などを、楽しくお届けします!

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