【11月3日現在】ハワイ大学ウォーリアーズの本拠地アロハスタジアムが生まれ変わる!?

【11月3日現在】ハワイ大学ウォーリアーズの本拠地アロハスタジアムが生まれ変わる!?

参照:@alohastadiumhi

ハワイ州で最大規模を誇る球技場のアロハスタジアム。2020年に無期限閉鎖となったこの施設ですが、生まれ変わるための準備が前に進み始めました。今回はこのアロハスタジアムの最新情報をお伝えします。

アロハスタジアムとは

アロハスタジアムはダニエルKイノウエ空港の西側にある、ハワイ州最大の球技場です。

1975年9月12日にこけら落としされたこのスタジアムは、それまでホノルルスタジアムを本拠地としていたハワイ大学のアメリカンフットボールチーム、ウォーリアーズの新しい本拠地となりました。

基本的にはアメリカンフットボールの競技場として使われていたアロハスタジアム。

当初はバックスタンドが可動式となっていて、当時トリプルAに属していた野球チーム、ハワイ・アイランダーズの本拠地として使われたこともありました。

2007年の改修で野球場としては使用できなくなり、現在はアメリカンフットボールやサッカーなどのスポーツやコンサート会場としても使用されています。

スタジアム周辺には公園広場があり、毎週水曜、土曜、日曜日に「アロハスタジアム スワップミート&マーケットプレイス」というハワイ最大の野外フリーマーケットが開催されています。

無期限閉鎖中のアロハスタジアム解体が2022年に

こけら落としからすでに46年が過ぎて老朽化が深刻となったスタジアムは、より念入りな保守、管理を必要としていました。

ところが2020年、新型コロナウィルスの影響によりメンテナンスは行き届かなくなり、さらに予定されていたイベントもすべてキャンセルされ、経済的な損失も大きくなっていました。

このような影響を受けアロハスタジアムは無期限の閉鎖となりました。

スタジアムを建て直す検討が行われたものの2023年までは解体も行われる予定はありませんでした。

ところがここにきてスタジアム当局がアロハスタジアムの解体を2022年後半に予定する動きが出ている模様です。

当局は早期に取り壊すことによって新しいスタジアムと周辺の歓楽街の開発計画をより迅速に進めることができるとその理由を話しています。

新しいアロハスタジアムはどのように生まれ変わるのか

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参照:HawaiiNews Now

気になるのは新しいアロハスタジアムがどのようになるのかというところ。

ハワイ州当局ではホテルや文化施設を含めた小売店や商業施設、住宅が混在する新しいエンターテイメント地区にしたいと考えているとのこと。

この再開発計画には約4億ドルが必要になると試算されていて、ハワイ州ではすでに1億7,000万ドルの一般財源債を割り当てています。

また、2021年10月12日にはアロハスタジアムを含む再開発案の募集受付を開始することをハワイ州当局が発表しています。

2000年6月1日に日本の人気アーティストTUBEが日本人として始めてコンサートを行ったアロハスタジアム。

今回の再開発では3,300戸の住宅や650室のホテル、さらに800人ほどを収容できるオフィス施設やショッピングモールの建設が計画されているそう。

アロハスタジアムを含むハラヴァ地区で新たな都市開発がスタートするのは楽しみですね。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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