今行きたい場所NO.1はココ!ハワイのユートピア「シャングリ・ラ邸」

今行きたい場所NO.1はココ!ハワイのユートピア「シャングリ・ラ邸」

参照:Shangri La, Doris Duke Foundation for Islamic Art

ハワイにある「シャングリ・ラ」をご存じですか?
ガイドブックにも詳しく記載されているものが少なく、聞き覚えのない方も多いかもしれません。
「理想郷(ユートピア)」という名の意味をもつシャングリ・ラはその美しさと豪華さから「ハワイの宝」とも呼ばれています。
写真撮影も可能になり、よりホットになった、今一番行きたい場所「シャングリ・ラ」をご紹介します。

シャングリ・ラ邸


参照:Shangri La, Doris Duke Foundation for Islamic Art

シャングリ・ラ邸とは、ひとりのアメリカ人女性、ドリス・デュークが生涯をかけて完成させた別荘のことです。
ダイヤモンドヘッドのふもと、高級住宅地として知られるハワイでもっともハイエンドな場所、ブラックポイントと呼ばれるその場所にシャングリ・ラはあります。

海に面した5エーカーの広大な敷地をもつシャングリ・ラは、イスラム美術の贅を尽くした見事な大邸宅となっており、国宝級の美術品の数々から、シャングリ・ラの存在そのものが、美術遺産として大切に管理されています。

現在、シャングリ・ラはドリス・デューク慈善財団によって管理され、ホノルル美術館が主催する小人数・完全予約制の鑑賞ツアーでのみ一般公開されています。

下記は『Doris Duke’s Shangri La』(D.Dシャングリラ財団、ホノルル美術館監修)で紹介されたペルシャ詩の一節です。

If there be a Paradise on Earth, it is here, it is here, it is here.
-もしこの地上に理想郷というものがあるとしたら ここにある ここにある ここにある。

素晴らしいセンスと探究心の持ち主、ドリス・デューク


参照:Shangri La, Doris Duke Foundation for Islamic Art

ドリス・デュークは、1912年、アメリカのタバコ王と言われた大富豪の一人娘としてニューヨークで生まれました。
父は、タバコと電気会社の経営で成功を収め、一代にして巨万の富を築いた大実業家のジェイムス・ブキャナン・デュークです。

しかし、ドリスが幼い頃に父、ジェイムスが亡くなり、一人娘であった彼女は当時のお金で約1億ドル(現在の価値で約10億ドル)の遺産金を手にしました。
まだたった12歳だったドリスは、「世界一リッチな少女」として世間から好奇の目にさらされ、注目されました。

常に世間の注目を集めていたドリスは、旅行、芸術鑑賞、歴史や文化、サーフィン、カヌーパドリング、セイリングなどのマリンスポーツと、非常に多趣味であったといわれています。

それから、ドリスは世界から注目を浴び続けて止まない日々を過ごし、22歳で結婚します。
新婚旅行で訪れた中東の各地のイスラム芸術に興味を抱き、インド、モロッコ、エジプト、シリア、イラン、イラク、トルコなどの各国に芸術作品の収集目的として幾度となく足を運びました。
そしてハネムーンの最終地点であったハワイへ到着したドリスは、ハワイ独自の多文化を受け入れる空気や、住んでいる人の人柄に心打たれ、ハワイに家を建てることを決意します。

1937年に完成したシャングリ・ラ邸は、外側はダイナミックな海と緑豊かなガーデン、プールや噴水からなり、ハワイの自然と見事に調和させ、邸宅内には3500点以上ものアートを散りばめたイスラムアートの魅力であふれています。

1993年、80歳にして生涯を閉じた時には、彼女の不動産の資産を含む9割は彼女の名前を冠した財団に寄付されました。
生涯をかけてひとつひとつの美術品を集め、自身の好みを追及して創り上げたシャングリ・ラは、彼女にとっての理想郷であり、宝物、そして彼女の生涯そのものであるのです。

随所にちりばめられたセンスを感じる見どころ


参照:Shangri La, Doris Duke Foundation for Islamic Art

思わずため息が漏れるような豪華なシャンデリアは19世紀のバカラ製のもの。
ダイニングルームに飾られているこのシャンデリアだけでも、美術品としてとんでもなく価値があるものです。
壁一面はモザイクタイル、残りのガラス窓はエジプトとインドのタペストリーで覆われています。

明るく開放的なリビングルームは、見事にハワイの自然の美とイスラムアートのミステリアスな魅力を融合させています。
特注の大きな窓から、芝生、プレイハウス、ダイヤモンドヘッドやビーチを一望できる眺めは圧巻。

まるで中東に時間飛行したかのような「シリアン・ルーム」。
招かれたゲストが待機する場所として造られたそうです。
細部にまで手が尽くされたインテリアの数々は待機中のゲストが楽しめるように、というドリスの心遣いが感じられます。
中央の泉は、19世紀のシリア・ダマスカスで造られたものです。

光の降り注ぐ作りの中庭は、トロピカルな雰囲気を味わいつつ、トルコのカラフルなタイルをじっくりと鑑賞できる空間となっています。
青を基調とした鮮やかな色合いのタイルは、光の加減で素敵に表情を変え、昼間も夜も幾通りもの魅力をみせています。

2014年に公開がはじまったマグハル・スイートと呼ばれるベッドルーム。
大理石に美しい彫刻をほどこした壁や、鏡の彫刻が輝く天井、大理石のバスタブなど、他の部屋とは違い、白を基調としたこの部屋は、最もプライベートな空間らしく、美しく、落ち着いた雰囲気となっています。
ドリスの私物もこの部屋で一部公開されています。

ツアーの申し込み方法


参照:Shangri La, Doris Duke Foundation for Islamic Art

シャングリラ日本語ツアーは、毎週水曜・木曜・金曜の正午にホノルル美術館を出発します。
約90分のツアーで定員は12名です。

日本語ツアーの予約は、電話808-532-3853、または、メ-ルshangrilatickets@honolulumuseum.orgにて希望日の二ヶ月前より受付をしています。
料金は25ドル、8歳以下のお子様の参加はNGとなります。

英語でのやり取りに不安のある方は、ハワイのHISやJCBカウンター、コンシェルジュに相談するのが良いでしょう。
シャングリラには段差が多く、エアコンもないので、歩きやすい靴と涼しい服装をしていくのがおすすめです。

ハワイには数々の歴史建造物や文化遺産などがありますが、これほど贅を費やされたものは他にはそうないでしょう。
ハワイに行くならば必見の場所です!

シャングリラ回教美術館 アクセス+店舗情報

シャングリラ回教美術館

住所:
4055 Pāpū Cir, Honolulu
電話番号:
+1 808-734-1941
営業時間:
9:00~13:30
定休日:
日曜~火曜
URL:
https://www.shangrilahawaii.org/
eimmy
著者:eimmy
美容とグルメをこよなく愛している超ズボラなインドア派です。
友人のウェディングで渡ハしてからハワイの魅力のすっかりトリコに!
子連れ情報やマイペースに心地よく過ごせるコツを発信します。

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