あなたは何分で登頂できる?ココヘッドトレイルに挑戦!

あなたは何分で登頂できる?ココヘッドトレイルに挑戦!

リピーターやハワイ通に有名なココヘッドトレイル。
ここは、ハワイの数あるトレッキングコースのなかでも特殊なの。
体力に自信のある方、トレッキングコースを制覇したい方にはおすすめ!
今回は、私の体験をもとにココヘッドトレイルをご紹介します。

ココヘッドトレイルコースとは?

トレッキングコースではありますが、ハワイの植物に囲まれたり、鳥のさえずりに癒されたり…なんていうコースではまったくありません。
一言でいうと急斜面をひたすら登るというコース。

ここは、戦争中、山頂の基地までの往復のために作ったケーブルカーを登っていくコース。
そのため、ふもとから山頂までは一直線。
ケーブルの枕木は1048段。
これを階段代わりに登っていきます。
枕木はトレイル用に作られたわけではないので、一段ずつの間も広い。

トレッキングを楽しむ、なんて安易な気持ちで挑戦はできません。
ビーチサンダルなんて絶対無理!
トレッキングシューズやスニーカーを履いて臨みましょう。
日差しの対策と、水分は用意を忘れずに。

ワイキキから行くときは、レンタカーでは20分程。
TheBusでも50分くらいで行けるので、アクセスしやすいのがいいところです。

トレッキングではなくトレーニング!

ロコの方は、ここを毎日のトレーニングコースにしている方も多い。
コースのところどころで筋トレをしていたり、走って上り下りする人もいます。

コースの始めはわりとなだらかな階段。
ここでペースを上げてしまうと、だんだんと斜面が急になってきてしまうので注意!
コースの中腹になると、斜面は急になり、枕木の間が広い場所も。
そして、枕木の下は空洞に!
ここは本当に恐怖!

飛び越えられるなんて言う場所じゃありません。
大のおとなでも手をついて渡る方も結構います。
そして道幅は狭い。
近くにいた方は、「もう無理!」と言い引き返している姿も目撃しました。

けれど、近くに迂回コースもあるので、時間に余裕のある方や空洞が怖い方は迂回していくことをおすすめします。

きついきつい斜面を登りきると、
待っているのは絶景!
360°見渡せる景色はハワイカイやハナウマ湾がとってもきれい。
天気がいいと他の島も見えるとか。

トレッキングの時間は余裕をもって

私がトレッキングにはまりだした頃。
旅先でロコの友達が、ココヘッドトレイルをすすめてくれました。

TheBusの始発に乗ってココヘッドへ。
天気もよく、朝からトレイルを満喫できるワクワクした気持ちでトレッキング開始!
しかし、登っているうちにだんだんと足が重くなり。
つらくなったら階段の端によって休憩。
本当にしんどかった!

日差しは強いし、風も強いし、コースは混んでいるのでなかなか自分だけのペースではすすめない。
時折トレーニングの方が駆け上ったり駆け下りてきたり。
「あれ、あの人さっきも来たよね!?」と、ゆっくり上る私たちの横を何度も往復しているツワモノもいました。
狭いコースなので「おさきにどうぞ」「ありがとう」の言葉を何度も交わして。

それでも絶景に励まされながらなんとか登頂!
頂上から見る景色に、疲れはどこかに飛んでしまいます。
そこには、登頂に喜ぶ人や、疲れ果てている人、登った瞬間に駆け下りていく人など。
他のトレイルコースでは見られない光景でした。

そして登ったら下りなくてはいけません。
これもかなり辛かった!
登りつかれた足はパンパン。
急な斜面を下りていくので膝はガクガク。
下りの空洞ポイントは、手をつかないと本当に落ちていきそうでした。

この日は予定を詰め込んでいたので、できれば早くクリアしたかった。
けれど時計を見たら往復で2時間半かかってしまいました。
休憩なしだと1時間弱で往復できる人もいるとか。
トレーニングしている人はもっと短時間とも。
あなたは何分で登頂できるでしょうか?

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Koko Crater Stairs (Summit)

住所:
7430 Kalanianaole Hwy, Honolulu, HI 96825
mitsuko
著者:mitsuko
子供の頃に家族で旅行をして以来、ハワイにずっと恋しています。
alohaな人と空気はここでしか出会えません。
毎年の渡ハでは、女子旅、ひとり旅、2泊の弾丸旅など毎回何か新しい発見を求めています。
王道からひと味違う旅まで、素敵な時間を過ごせるお手伝いができれば嬉しいです。

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