お得にポケ・ボウルを食べたいならこの店にGO
ハワイに何度も来たいから滞在費を出来るだけ安く抑えたいと思うハワイリピーターも多いはず。そこで今回は安いけど美味しい「ポケ」が味わえる店を4つ紹介しよう。
オノ・シーフード／Ono Seafood
「オノ・シーフード」は、訪れるのに便利なカパフルアベニューにある人気店。アパートの隣りにたつ小さな店で、前の駐車場にはいつもポケを買いに訪れる客の車が駐車しているので、気をつけていなければ見過ごしてしまいそうだ。赤い色の地に白で大きく「ONO SEAFOOD」と書かれているので、その店名が書かれた建物を探していけばたどり着ける。
この店の人気の秘密はなんといっても秘伝のたれを使ったポケと、そのコスパのよさ。メニューには「しょうゆ・アヒ」をはじめ、ピリッとした辛さの「スパイシー・アヒ」や「わさび・アヒ」、ハワイアン・スタイルと呼ばれる「しょうゆ・タコ」などの8種類。
このポケをライスの上にのせたポケ・ボウルのサイズはレギュラーとラージの2種類で、レギュラーが＄8.5、ラージが＄10.5というリーズナブルな価格。しかしそれだけではない。なんとポケ・ボウルには缶ジュースかコーラ、またはボトルウォーターが付くという。ライスも白米と玄米から選べ、色々なポケを食べたければ、プラス＄0.5でポケを2種類選べる。おまけのドリンクは冷蔵庫から自分でレジに持っていくのを忘れずに。
オノ・シーフード／Ono Seafood
- 住所：
- 747 Kapahulu Ave., #4 Honolulu
- 電話番号：
- 808-732-4806
- 営業時間：
- 9:00～18:00 、日曜 10:00～15:00
- 定休日：
- 火曜
ニコズ・ピア38／Nicos Pier 38
ワイキキからザ・バス、またはトロリーを使って訪れることになるが、美味しいポケ・ボウルを食べたければ是非足を伸ばして欲しい店が「ニコズ・ピア38」だ。この38とはホノルル港、第38埠頭のことで、市場から仕入れた新鮮な魚を使った料理を提供している。
ポケ・ボウルは入り口を入った左側にある「フィッシュマーケット」で販売されている。ガラスケースの中には定番の「しょうゆ・アヒ」や「スパイシー・アヒ」、「ふりかけ・サーモン」など10種類以上の品が並び、どれも美味しそうで選ぶのに迷ってしまうほど。ライスは白米か玄米を選べ、上に乗るポケは好きなものが3つ選べて価格が＄9.95だ。
サイズは1種類だがボリュームがあるので男性でも十分満足できるはず。このフィッシュマーケットにはイートイン・スペースがないが、同じ建物内にある広いレストラン席を使える。屋内席は風が吹き抜けるオープンスペースとなっており、テラス席もパラソルがあり涼しい日陰で港の風を感じながら気持ちよく食事ができる。
ニコズ・ピア38／Nicos Pier 38
- 住所：
- 1129 N. Nimitz Hwy. Honolulu
- 電話番号：
- 808-983-1263 (フィッシュマーケット)
- 営業時間：
- 6:30～18:00、日曜10:00～16:00 (フィッシュマーケット)
- 定休日：
- 朝食のみ日曜定休
シャカポケ／SHAKA POKE
ワイキキの中心にあるワイキキ・シヨッピングプラザ。 その地下にあるトラベルプラザに、日本人に嬉しい日本の飲食店が集まったワイキキ横町ができたのは記憶に新しいが、同じ地下1階で新鮮なアヒと、お好みのたれをその場でシャカシャカと混ぜて作ってくれる名物ポケの店が「シャカポケ」だ。
店名の「シャカ」はこのポケを振るときの「シャカシャカ」という音から名づけられたという。カラカウア・アベニューから階段で地下に降りるとすぐ右手にある店では、海藻のオゴ、青ネギ、ゴマ、オニオンがたっぷりとのった美味しいポケ・ボウルがお得な価格で販売されている。以前は同じワイキキショッピングプラザ内のキオスクで営業していたが、おいしさはそのままに実店舗としてリニユーアルを果たした。
オーナーの青木さんが注文を受けると作ってくれる名物シャカポケは醤油、ワザビ、味噌、ピリ辛マヨのどのたれを選んでも＄9.50。それだけでなく作りたてがいただけるのもこの店ならではだ。店内にはテーブルもあってイートインも楽しめるが、もちろんテイクアウも可能。他の地区より物価の高いワイキキで、美味しいできたてのポケ・ボウルを手ごろな価格で買うことのできるこの店は、ワイキキに宿泊していれば、なにかと重宝することだろう。
シャカポケ／SHAKA POKE
- 住所：
- 2250 Kalakaua Ave. Honolulu
- 電話番号：
- 808-839-2233
- 営業時間：
- 10：00～15：00、17：00～21：00
- 定休日：
- 無休
タマシロ･マーケット／Tamashiro Market
1941年ハワイ島ヒロで日系移民の玉城夫妻がオープンしたタマシロ・マーケット。津波によって店を流された夫婦はオアフ島へと移住し、チャイナタウンから東のカリヒ地区でタマシロ・マーケットを再開した。夫婦の長男が店を切り盛りするようになると少しずつ鮮魚を扱うようになり、その品質に妥協を許さない姿勢がこの店を人気店にしていった。
3代目の店主が引き継いだ店は美味しいポケも有名になり、30種類もの新鮮なポケが手ごろな価格で販売されている。メニューはライスが白米と寿司飯から選べるポケ・ボウル＄7.95のほか、ポケ2種類とライスが別々に盛り分けられるポケ弁当の2つ。
ポケ弁当は魚のポケ2種類なら＄11.95と10ドルを超えるが、タコや貝など魚以外のポケなら＄9.95とこちらもリーズナブルだ。ワイキキから訪れるには少し遠いが、店の前には10台分ほどの駐車場もある。チャイナタウンからなら徒歩15分ほどなので、新鮮なポケを食べたくなったら足を運ぶのもよいだろう。
タマシロ･マーケット／Tamashiro Market
- 住所：
- 802 North King St.,Honolulu
- 電話番号：
- 808-841-8047
- 営業時間：
- 9:00～18:00、土曜8:00～18:00、日曜8:00～16:00
- 定休日：
- 無休
物価が高いハワイで費用がかかるものの1つはやはり食事代ではないだろうか。今回紹介したような安くて美味しい店を利用して、何度もハワイを訪れていただければと思う。
