ワイキキトロリーブルーラインでオアフの西海岸をドライブしよう

ワイキキトロリーブルーラインでオアフの西海岸をドライブしよう

オアフ島の美しい海岸線を、有名スポットに立ち寄りながらドライブするワイキキトロリーが「ブルーライン」です。今回はシーライフパーク行きのブルーラインが立ち寄るスポットをご紹介します。

ハナウマ湾展望台

「Tギャラリア ハワイ」を出発し、「デューク・カハナモク像」などワイキキにある停留所を経由し、ワイキキを出て最初に立ち寄る停留所が「ハナウマ湾展望台」です。

ハワイ語で「曲がった湾」という意味の名前を持つこの湾は、透明度が高く遠浅であるため、オアフ島随一のシュノーケリングスポットとしても知られています。この美しい海を保護するためビーチへ入るためには入場料が必要となり、入場前には海洋教育センターで環境保護に関するビデオを見ることが義務づけられています。

駐車場の近くには展望台があり、ここから2016年の全米ベストビーチNo.1に輝いたとても美しいビーチを見下ろせます。また、きれいなアーチを描く美しい湾の向こうにはキラキラと輝く美しい海が見え、冬期には沖合を泳ぐクジラの姿も見られる人気のスポットとして知られています。

ワイキキトロリーのブルーラインでは、この停留所への停車は5分間のため、展望台からその絶景を撮影するのみとなります。なお、ハナウマ湾は火曜日が定休日で駐車場にも入れないため、トロリーも停車しません。ここできれいな写真を撮りたいと考えている方は気をつけてくださいね。

ハナウマ湾展望台 アクセス+店舗情報

ハナウマ湾展望台

住所:
100 Hanauma Bay Rd., Honolulu
電話番号:
808-396-4229
営業時間:
6:00~18:00、夏期~19:00
定休日:
火曜
URL:
https://www.honolulu.gov/cms-dpr-menu/site-dpr-sitearticles/1716-hanauma-bay-home.html

ハロナ潮吹き岩/Halona Blowhole Lookout

「ハロナ潮吹き岩」は溶岩でできた岩場の洞窟に溜まった海水が、波によって流れ込む海水の水圧で、上部の穴からまるでクジラの潮吹きのように吹き上げられるのを見られるスポットです。

波が高い日には吹き出す高さも高くなり、激しい音とともに10メートルの高さまで潮が吹き上がることも。潮吹き岩の隣には「ハロナ・ビーチ・コーブ」という名前の入江があり、『パイレーツ・オブ・カリビアン3/生命の泉』や『LOST』など、数多くの映画やテレビドラマのロケ地となっています。

運がよければこの入江の小さな砂浜で日光浴するハワイアンモンクシール(アザラシ)やホヌの姿を見られることもあります。「ハロナ潮吹き岩」や「ハロナ・ビーチ・コーブ」を見下ろせる場所に駐車場と展望台があり、ワイキキトロリーのブルーラインもこの駐車場に停車します。この展望台からはハナウマ・ベイの方角からマカプウ方面まで広く見渡せ、オアフ島の美しい東海岸を一望できます。

停車時間が5分間とあまりないため「ハロナ潮吹き岩」や「ハロナ・ビーチ・コーブ」まで降りていく時間はありません。展望台から見える絶景をたっぷりと楽しんだら、乗ってきたトロリーバスに戻りましょう。

ハロナ潮吹き岩/Halona Blowhole Lookout アクセス+店舗情報

ハロナ潮吹き岩/Halona Blowhole Lookout

住所:
8483 Kalanianaole Hwy, Honolulu
営業時間:
常時開放
定休日:
無休

サンディビーチ/Sandy Beach

次に立ち寄るのが「サンディビーチ」です。ビーチパークにはトイレやシャワー、ピクニックテーブルなどの施設も充実しており、ライフセーバーも常駐。週末になると多くのローカルがピクニックを楽しむ姿が見られる人気のビーチです。

波が高くて離岸流も強いため遊泳禁止の表示が出ていることも多く、海水浴には向かないビーチですが、多くのボディーボーダーやボディサーファーがこの高い波を求めてやってきます。

海底は岩場になっていてケガをするボディーボーダーやボディサーファーが多いことからブレイク・ネック・ビーチ(首折りビーチ)ともいわれ、初心者向きのスポットではありません。

広い砂浜があることから、「砂だらけの」という意味の「サンディ」と名前付けられたといわれるビーチは、パウダーのような砂浜が500メートルに渡って続くとても美しいビーチです。

またスポーツカイト(凧)を楽しんでいる人も見られるように風が強いことでも知られており、砂が風で舞い踊ることから「サンディ」の名前が付けられたともいわれています。

ワイキキトロリーのブルーラインではドライブスルーのみとなっていて、トロリーから下車することができませんが、車窓から美しい景色を楽しむことができます。

サンディビーチ/Sandy Beach アクセス+店舗情報

サンディビーチ/Sandy Beach

住所:
8801 Kalanianaole Hwy
電話番号:
808—395-2211
営業時間:
常時開放
定休日:
無休

シーライフパーク・ハワイ/Sea Life Park Hawaii

このラインの終点となるのが「シーライフパーク・ハワイ」です。

シーライフパーク・ハワイは、イルカをはじめアシカやウミガメなど海の生き物たちに会ったり触れあったりできる海洋テーマパーク。大きプールではイルカやアシカのショーが繰り広げられるなど、子どもも大人も楽しめるプログラムがたくさん用意されています。

中でもイルカと一緒にプールでキスをしたり背びれにつかまって泳いだりできる「ドルフィンエンカウンター」は最も人気があるアクティビティです。ワイキキトロリー ブルーラインの運賃にはシーライフパーク・ハワイの入場料金は含まれませんが、園内にあるフードコート「ビーチボーイ・ラナイ」は入場料を支払わなくても利用が可能です。

このフードコートには「カウカウ・キッチン」と「ピンクス」というお店があり、オススメは美味しいと評判の「ピンクス」のホットドッグ!「ピンクス」は1939年にハリウッドで誕生したお店。オススメはパンに挟まれたソーセージの上に、たくさんの具材にとろりと溶けたチーズが乗る「ザ・マカプウ ママ ミア」。チリソースが絶妙な味の「チリチーズドッグ」も人気の一品です。

Tギャラリアby DFSを8:42に出発する第一便ならシーライフパークへの到着が10時頃ですので、ワイキキへ戻る14:51発の最終便までゆっくり滞在することもできます。

シーライフパーク・ハワイ/Sea Life Park Hawaii アクセス+店舗情報

シーライフパーク・ハワイ/Sea Life Park Hawaii

住所:
41-202 Kalanianaole Hwy, Waimanalo, Hawaii 96795
電話番号:
808-259-2500
営業時間:
9:30~16:00(6、7、8月は16時30分まで)
定休日:
無休
URL:
https://www.hawaiisealifepark.jp/

ワイキキへ戻る「ブルーライン」もあって、停留所は「ココマリーナ・センター」と「カハラモール」となり「Tギャラリアby DFS」へと戻ってきます。ダブルデッカーの車両を使っているので、乗用車では見られない絶景が楽しめるワイキキトロリーのブルーライン。いつもはレンタカーという方にもおすすめです。

関連する記事