【3月18日現在】ハワイの新型コロナ情報 ハワイ州知事の声明チェック！
新型コロナウィルスの世界的流行についてWHO(世界保健機構)は3月11日に「パンデミック」と宣言しました。
WHOのパンデミック宣言は2009年の新型インフルエンザ以来ですね。
今回は日本時間3月18日現在のハワイの状況をお伝えします。
2月末から現在まで コロナに関するハワイの動向
ハワイ州内では2月末にハワイ州衛生局から「自宅待機に備えて14日分の備蓄が望ましい」とのアナウンスがあったため、一部の住民がトイレットペーパーや缶詰などを購入、商品が品薄になる事態がありました。
つい先日、日本でもトイレットペーパーなどの買いだめ騒動がありましたね。
ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、過剰反応をしないようにと呼びかけました。
この時点ではまだハワイ州内での感染者はいませんでした。
イベント関連では、3月7・8日に予定されていたハワイ最大級の文化交流「第26回ホノルルフェスティバル」がウィルス拡大防止のため中止が決定。
3月に入るとハワイ州内で検査がスタートし検査対象者6名は陰性というニュースもありましたが、マライア・キャリーの公演が11月に延期されるなど、今後の様々なハワイのイベントが気になる流れとなりました。
この時点でも州内では未発生ではあるものの、ディビッド・イゲハワイ州知事は準備的措置として非常事態を宣言しました。
現在は、ハナウマ湾は4月30日まで閉園、ホノルル・ハーフ・マラソンは延期、フラの祭典メリー・モナーク・フェスティバルもランタン・フローティングなどのイベントも中止、ファーマーズマーケットも中止、国立公園のビジターセンターや州立公園、博物館、美術館などは一時休業、ショッピングセンターは営業時間短縮とされています。
とうとうハワイでもコロナ感染者が確認
現地時間3月6日ハワイでの初の感染者は、サンフランシスコのクルーズ船「グランド・プリンセス」に乗船した方でした。
メキシコで下船した後ハワイの自宅し、体調を崩して5日に検査したところ6日に陽性が判明。
自宅での隔離状態で治療を受け回復に向かっているとの発表でした。
8日にはワシントン州で体調を崩し、空路でハワイへ戻った90歳男性が2例目の陽性患者となりました。
空港や、ザ・バスの清掃を強化するなどの努力もされているのですが、3月14日にはカウアイ島滞在者2名の陽性、15日には新たにオアフ島で2名、マウイ島で1名の陽性患者が確認されました。
16日にはハワイではじめて渡航歴のない感染者が確認されてしまいました。
オアフ島クアロア・ランチが勤務先だったため、クアロア・ランチは16日より一時休業となっています。
その他に、オアフ島でもう1名とマウイ島の訪問者1名の感染が報告され、17日には新たに、ハワイ島訪問者1名、オアフ島2名(それぞれ日本、フィリピンからの帰国者)マウイ島1名の報告がありました。(日本時間18日現在)
これを受けてホノルル市長は、50人以上が集まるような施設の利用は5月まで禁止を発表。
トランプ大統領も10人以上の人が集まる会の自粛を求める声明を出しました。
ハワイ州知事より声明
ハワイ州のディビッド・イゲ州知事は現地時間17日以下の声明を発表しました。
- 国内外問わずハワイ州への訪問を30日間控えるよう要請。
- ハワイ州外から州内に戻った居住者に14日間の自己隔離を要請。
- 可能なら15日間テレワーク推奨。
- 10人以上の集会の自粛。
- バーやクラブの閉鎖。レストランはテイクアウトやドライブスルーのみの営業要請。
- クルーズ船客へのサーマルスキャンの開始(20日より)
また情報がありましたら更新します。
参考：在ホノルル日本国総領事館
- 著者：マルヒア・コジマ
- ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム