ハワイ好きなら聞きたい! ロコに大人気の音楽ジャンル「ジャワイアン」とは?

ハワイ好きなら聞きたい! ロコに大人気の音楽ジャンル「ジャワイアン」とは?

ハワイの音楽と聞いて皆さんが思い浮かべるのは「ハワイアン」ではないでしょうか。

しかし、今ハワイのロコに人気があるのは「ジャワイアン」。

さて、このジャワイアンとはどんな音楽なのか、詳しくご紹介していきます。

「ジャワイアン」というジャンルは?

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「ジャワイアン」というのは「ジャマイカン」と「ハワイアン」を掛け合わせた造語です。

ジャマイカの代表的な音楽といえばゆったりとした独特の「ノリ」を持つレゲエが有名ですが、ジャワイアンはハワイのミュージシャン達がレゲエのリズムを取り入れ発展させた音楽のことです。

レゲエよりもゆったりとしたテンポで、ハワイを代表する楽器ウクレレが使われることも多く、「アイランドレゲエ」や「ハワイアンレゲエ」とも呼ばれています。

ハワイでは特に若者達に人気があり、ハワイのラジオを聞いていると、クラッシックなハワイアンミュージックと共にジャワイアンも頻繁にオンエアーされています。

日本では2001年にデビューした「Def Tech(デフテック)」によってジャワイアンミュージックが知られるようになりましたが、ハワイでは1980年の終わり頃にすでに確立していた、意外に歴史があるミュージックジャンルです。

ジャワイアンを代表するミュージシャン

現在ハワイを代表するジャワイアンミュージシャンといえば、なんといっても「The Green」です。

日本にも名前がよく似た「GReeeeN(グリーン)」というボーカルグループがいますが、全く異なるミュージシャンですのでお間違えなく。

さて、The Greenは2009年に結成されたジャワイアンバンドで、メンバーは「JP Kennedy」、「Caleb Keolanui」、「Zion Thompson」、「Ikaika Antone」の4名。

2010年2月にオリジナルファーストアルバム「ザ・グリーン」がリリースされると瞬く間にハワイのセールスチャートNo.1を獲得し、アメリカビルボード誌のレゲエチャートでも3位にランクインしました。

その後もリリースするアルバムはビルボード上位にランクインし、2011年にリリースしたアルバム「Ways & Means」ではついに4週続けて1位にランクイン。

2020年のナホクハノハノアワードにも、グループ・オブ・ザ・イヤーとレゲエ・オブザイヤーでノミネートされているジャワイアンミュージックグループです。

まずはコンピレーションアルバムを聴いてみよう

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「コロヘ・カイ(Kolohe Kai)」や「イムア(Imua)」、「BET (Big Every Time)」に「HIRIE(ハイリー)」など、おすすめミュージシャンを挙げてゆけばきりがありません。

そこで初めてジャワイアンを聴く方におすすめしたいのが、ジャワイアンミュージックというジャンルでおすすめの曲ばかりを集めたコンピレーションアルバムです。

ハワイ出身の元横綱で、ミュージシャンでもあるKONISHIKIがプロデュースした「H-POP Vol.1 ジャワイアンクルーズ」は初めてジャワイアンを聴く方にはおすすめの一枚。

第2弾となる「H-POP Vol.2 Jawaiian Drop H-POP」もぜひ聴いてみてくださいね。

ほかにも日本で企画された「アイランダー・ジャワイアン・ブリーズ」のVol.1&Vol.2や、あのハワイアンレストランがプロデュースした「Aloha Table presents Hawaiian Reggae」などもありますよ。

ゆったりとしたリズムのハワイアンもいいけれど、少しポップでお洒落な雰囲気のジャワイアンは聞いていると気持ちがウキウキしてきます。

あなたもハワイのレゲエ、ジャワイアンを聞いてみてはいかがでしょうか?

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K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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