【毎日14時~ 】おうちでハワイ・マウナケアからの星空を見よう!国立天文台と朝日新聞宇宙部がライブ配信をスタート
ハワイには日本からでも見ることができるライブカメラがたくさんありますが、朝日新聞社と国立天文台がタッグを組んでマウナケア山山頂からのライブ配信をスタートさせました。
ハワイに行けないいまこそ、おうちでハワイの星空を楽しんでみませんか?
今回はこのライブ配信についてご紹介します。
マウナケアの自然の素晴らしさを伝えるライブカメラ
ハワイの最高峰であるマウナケア山の頂上には日本のすばる望遠鏡など、世界各国の天文台12基が設置されています。
夜間は許可が無いと立ち入ることができない標高4200メートルからの景色や星空のライブ配信を朝日新聞社と国立天文台が2021年4月4日からスタートさせました。
マウナケア山頂はハワイの先住民達にとっては聖なる地。
そこに機材を増やすのは難しいと思われていましたが、国立天文台が、山頂を管理しているハワイ大学の管理組織や12ある観測所間のワーキンググループにカメラの設置を提案。
カメラの設置でマウナケアの自然の素晴らしさを広く伝えられることや、夜間でも現地の天候が分ることで観測の助けになるということが認められて設置が許可されました。
感動するほどきれいなライブ配信
今回マウナケア山頂に設置されたカメラは朝日新聞が特別に作成したものです。
非常に高感度なカメラで天の川も撮影でき、ハワイに設置されているライブカメラでは最も高精細な画像が楽しめます。
カメラはすばる望遠鏡にある作業用の足場に、東の空を向くように設置されているので、星や月、太陽などが昇ってくる様子を観察することができるようになっています。
画面にはガスタンクのような形をしたふたつのケック望遠鏡や、カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、ジェミニ望遠鏡、ハワイ大学2.2メートル望遠鏡も映し出されています。
配信がスタートした4月6日には天文学者がいないはずのケック望遠鏡のドーム内に薄明かりが付いたままになっているのがライブ配信に映し出されました。
すばる天文台の観測員がケック天文台に知らせると作業灯を消し忘れていたとのことで、超高感度観測装置での観測を準備していたのに、作業灯の消し忘れによってデータが使えなくなる可能性もあったそうです。
【ライブ配信はこちら!】ライブ配信とハワイとの時差で楽に星空観測が楽しめる
マウナケア山山頂のライブ配信は「朝日新聞宇宙部」の公式YouTubeチャンネルで365日、24時間配信されます。
日本とハワイは19時間の時差があるので、日本の14:00頃になると画面に映る景色は夕日を受けて赤みを帯びてきます。
その後カメラに映っている望遠鏡のドームが開きはじめ観測の準備が始まります。
空が暗くなってくると画面には満天の星が映し出され、流れ星を見ることもできます。
5月上旬には南東の空にみずがめ座流星群が見られ、5月6日にはピークに。
1時間あたり20個ほどの流星をスマホやタブレットからライブ配信で見ることができます。
▶ マウナケア山山頂のライブ配信(朝日新聞宇宙部)はこちらからご覧ください!
天候などの関係から日本では観測しにくい天体現象も、美しい画像のライブ配信ならどこでも自由に楽しめます。
新型コロナ感染拡大でなかなかハワイに行きづらい今だから、こういう試みはとても嬉しいですね。
おうち時間や仕事の合間などに、少しでもハワイを感じられるように見てみてくださいね。
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