
あこがれのハワイ出産♪覚えておくべき日本との違いや心得
快適なハワイでの出産が、近年各国で注目をあびています。
日本の有名なタレントをはじめ、ハワイで出産をと考えている方が増えているようです。
出産という神秘的な出来事をハワイで経験したいという気持ちがあるなか、言葉も文化も違う海外で母子の命にかかわるお産をしても大丈夫なのだろうか、という不安もあるでしょう。
今回は、ハワイ出産についてお話しします。
ハワイで出産すると、こんなに良いことが!
癒される土地での出産は、心身ともにリラックスできるという最大のメリットがあります。
ハワイが好きな方にとって、ハワイでの出産はとてもいい環境かもしれませんね。
出産予定日が日本では真冬でも、いつでも暖かい常夏のハワイなら、寒さや冬に流行するインフルエンザなどの心配もありません。
また、ハワイは医療の水準が高く、病院のスタッフにも日本語を話せる人が多いので、英語に自信がなくても安心して出産やその前後のケアを受けられます。
さらに、ハワイで出産をすると子どもにアメリカ国籍を取得させることができるので、それを理由にハワイで出産を希望される方もいらっしゃいます。
子どもにとって教育環境の幅が広がることや、将来の生き方の選択肢が増えるのは良いことですね。
日本の出産事情との違いも理解しておきましょう
あこがれのハワイでの出産は、日本語も通じるし、医療レベルも高いことで不安はだいぶ減りますが、やはり日本人にとってハワイが外国であることに違いはありません。
日本とは違う制度ややり方を、しっかり知っておくことが大切です。
日本では、健康保険や自治体から検診や出産の助成金などが出ますが、ハワイではすべて保険対象外です!
出産や入院の費用は自己負担になるので、相当な金額を準備しておかなければなりません。
また、日本では出産における入院日数は母体の健康状態などによりますが、だいたい1週間弱で、その期間中に母親は体力を回復したり赤ちゃんのお世話の仕方を学んだりします。
しかし、ハワイではなんと出産したら翌日には退院が普通で、いきなり赤ちゃんとの新生活が始まります。
日本なら産後数日の間、助産師などに授乳の仕方を質問したり、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらったりできますが、ハワイではすべて自分でやらなければならないので、退院後の生活もよく考えておく必要があります。
ちなみに、無痛分娩を希望する方がほとんどという文化なのも、日本と違うところと言えます。
あこがれだけではできない、大切なこと
常夏の楽園、ハワイでの出産は、お金の余裕さえあれば快適かもしれません。
2人目の出産はハワイで、と考えている方もいるでしょう。
けれども、あこがれだけでハワイで出産し、新しい命を育てるのは安易な考えです。
事前にしっかりと準備や勉強をし、周囲の理解とサポートを整えたうえでハワイ出産にのぞむと良いと思います。
出産前後の数か月間、ハワイにいられるなんて夢のようですよね。
待ち望んだ自分の赤ちゃんも一緒となると、家族にとって一生の思い出になります。
大切なことなので、後悔のないようにしましょう。
気持ちの良い気候の中で出産できたり、生まれた子供がアメリカの国籍を取得できるハワイでの出産。
メリット、デメリットがあることを良く知ったうえで決めましょう。
家族みんなにとって、ハッピーになれる出産ができますように。