ワイキキの治安も悪化!?ハワイの安全な楽しみ方をもう一度確認しよう

ワイキキの治安も悪化!?ハワイの安全な楽しみ方をもう一度確認しよう

ゴールデンウィークを機会に日本人観光客の姿が戻り始めたハワイ。

南国の楽園といわれ日本人に人気がある観光地ですが、新型コロナの影響で治安の悪化が心配されています。

今回はゴールデンウィーク中のハワイで発生した事件と、そのような事件から身を守るための行動を改めて確認します。

新型コロナウイルスの影響によりハワイの治安が悪化

アメリカの州のひとつであるハワイは、50ある州の中では比較的治安がよいといわれている州です。

でも「日本に比べれば治安の不安がある」ということはコロナ禍前にもいわれていました。

ハワイでは新型コロナウイルス感染の拡大によって観光客が激減し、観光客を対象とした犯罪は減少傾向。

でも銃やナイフ等を使った凶器犯罪が増加、さらにホームレスも増加して社会問題になるなど、治安の悪化が懸念されていました。

ハワイでは新型コロナウイルスの感染が落ち着きをみせ、アメリカ本土からの観光客だけでなく、ゴールデンウィークを機会に日本からの観光客も増加。

最近では観光客が巻き込まれる事故も増えてきているようです。

比較的治安がよいワイキキでもこのような事件が

ホノルルで治安に不安のある場所といえばダウンタウンやチャイナタウン、カリヒといわれてきました。

ところが最近治安が比較的よいといわれてきたワイキキでも、観光の回復とともに日本人を含む観光客が巻き込まれる事件が増え、治安の不安が大きくなったといわれています。

4月29日(金曜)の22時ごろには、ノホナニ・ストリートに近いアラワイ・ブールバードで日本から旅行に来ていた男性が拳銃を突きつけられるという事件が発生。

幸い男性にケガはありませんでしたが、犯人の男女2人組は、男性が身につけていた高級腕時計を奪って逃走しました。

また、5月2日(月曜)の午前2時ごろ、ヒルトンハワイアンビレッジに近いデュークカハナモクラグーンでは、アメリカ本土からの男性旅行客2人が突然何者かに襲われて所持品を壊され、助けを呼ぼうとした友人も意識不明になるまで殴られるという事件が。

他にも白昼、ホノルルコーヒーエクスペリエンス近くの路上で薬物依存症らしき女性が全裸で車の前に立ちはだかったり、デュークカハナモク像近くにナイフを持つ男が現れ、警察が出動し確保されたりするなど、本当に治安が悪くなっているようです。

ハワイの安全な楽しみ方

窃盗や強盗事件が増えてきているといわれるハワイでは、防犯カメラの数を増やしたり、警察官がパトロールする頻度を増やしたりするなど、対策が強化されています。

でも最終的に自分の身を守るのは自分自身です。

例えワイキキでも、夜遅い時間の外出は控え、夜間レストランやバーなどを利用する場合はウーバーやタクシーなどを利用し、人通りの少ない道は通らないようにしましょう。

また、昼間でも外出時には高級腕時計やアクセサリー、ブランド物の洋服やバッグなど、高価そうな物は身につけないようにしましょう。

現金を持ち歩く場合は必要最低限にし、支払いはできるだけカードを利用するように。

またひったくりにあうこともあるので歩きスマホはやめ、レストランなどでテーブルの上にスマホを置くのも控えるようにしましょう。

観光客、特に日本からの旅行客はお金を持っていると思われやすく、日本人をターゲットにした犯罪集団もハワイには多いそうです。

楽園といわれるハワイで開放的な気分になりがちですが、楽しい気持ちのまま帰国できるよう滞在中は気を引き締め、十分注意するようにしましょう。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

関連する記事