ハワイでドンキホーテ系列スーパー「マルカイ」に新しいお米屋さんがオープン

ハワイでドンキホーテ系列スーパー「マルカイ」に新しいお米屋さんがオープン

移民時代に大勢の日本人が渡ったハワイには、日本の食文化を象徴するお米のお料理が数多くあります。そこで今回はハワイのお米事情に加えて、ドンキホーテ系列のスーパー「マルカイ」にオープンしたお米屋さん「安田精米」をご紹介します。

ハワイのお米事情

アメリカ50番目の州であるハワイですが、お米となると本土と全く事情が違います。

日本からハワイへの移民政策は1868年からはじまり、1902年にはサトウキビ労働者の70%が日本人移民で占められ、排日移民法が成立するまで22万人ほどの日本人が移民としてハワイに渡りました。

その影響もあり現在ハワイに暮らしている日系3世、4世といった世代も茶碗と箸でお米を食べるという文化が残っています。

また、移民時代に日本人をはじめとしてアジアから大勢の移民が渡ったこともあり、お米を使った料理も、アメリカ本土に比べると数え切れないほど沢山あり、スーパーで白米や玄米を手に入れることができます。

ただ、やはりハワイで売られているお米のほとんどがカリフォルニア産の中粒米で、日本のお米は輸送コストがかかるなどのことから、取り扱うお店はまだまだ少ないようです。

ドンキホーテ系列のスーパーマルカイにオープンした「安田精米」

一昔前に比べると日本のお米を食べる人が増えてきたハワイに、新しいお米屋さんが登場しました。

2023年6月新しいお米屋さん「安田精米」がオープンしたのは、タイムスやドンキホーテの系列店で、カリヒ地区の空港寄りにあるマルカイホールセールマート内。

新潟県産コシヒカリや北海道産七つ星を玄米のまま毎月1トン近く日本から輸入し、お店で精米して販売しているので、値段もハワイ最安値を競っています。

精米は玄米をはじめ、一分づき、三分づき、五分づき、七分づきといった分づき米、白米から選ぶことができ、1ポンド(約454グラム)から購入できます。

あらかじめ精米され袋詰めされた白米もあり、こちらはさらにお得な価格で販売。

気軽にお米を味わえるおにぎりも様々な種類が販売されており、レジでスタッフにお願いすれば、おにぎりを包む有明産の海苔をもらうこともできます。

お店があるマルカイホールセールマートは、以前は会員制でしたが、現在は誰でも利用できます。

安田精米/YASUDA’s Fresh Rice
住所:2310 Kamehameha Hwy., Honolulu
電話番号:808-845-5051
営業時間:8:00~15:00
定休日:無休
URL:http://www.marukaihawaii.com/yasudas-fresh-rice.html
緯度: 21.33255234/経度: -157.88550206

今までハワイでお米といえば「ライスファクトリー」

ハワイで美味しいお米を販売し続けてきたお店が、カカアコにある「ライスファクトリー」です。

こちらは日本人のお米ソムリエや、幅広い知識を持ち合わせた栄養士がいることでも知られているハワイのお米の専門店。

産地や銘柄はもちろん、味、粘り、艶にこだわって取り扱うお米は無農薬、低農薬農家指定の日本産100%です。

もちろん精米も玄米、分づき米、白米と精米具合を選ぶことができます。

カイルアやカカアコなど4つのファーマーズマーケットにも出店しており、こちらでは美味しいお米を使ったおにぎりも販売しています。

ザ・ライス・ファクトリー/The rice factory
住所:955 Kawaiahao St., Bay1, Honolulu
電話番号:808-800-1520
営業時間:11:00~18:00 、日曜 11:00~16:00
定休日:火曜、祝日
URL:https://the-rice-factory-honolulu.square.site/
緯度: 21.29741041/経度: -157.85287204

 

キッチン付きのコンドミニアムなどに宿泊し、日本の美味しいお米を食べたいと思ったときはもちろん、こだわりのおにぎりを食べたいときなどに、今回ご紹介した安田精米にぜひ足を運んでみてください。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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