見た人は幸せになれる?!ハワイでグリーンフラッシュを観測しよう
グリーンフラッシュとは、太陽が沈む直前や昇った直後に、緑色の光が一瞬輝く現象のことです。
これは、特別な条件がそろった時だけ見られるため、ハワイでは「見た人は幸せが訪れる」とも言われています。
なかなか出会えない神秘的な現象ですが、ハワイでは観測率が高いと言われています。
今回は、グリーンフラッシュはどんな条件、場所で見られるのかをご紹介します。
グリーンフラッシュはとてもレアな現象
グリーンフラッシュ(green flash)とは、あらゆる条件がそろうことで、太陽が沈む直前もしくは日の出の直前に、太陽の上の孤(太陽の円周の上の一部)が緑色に輝いて見える現象のことです。
神秘的でなかなか出会えないことから、ハワイでは「見た人に幸せが訪れる」と言い伝えられているのです。
これは「緑閃光(りょくせんこう)」と言われ、緑色の光がほんの一瞬だけ強く輝くため、まばたきをしていると見逃してしまうほどわずかな瞬間の現象です。
ただし、グリーンフラッシュを見ようとじっと目を開けて太陽を見ていると、目に光の残像ができてしまうことがあり、これをグリーンフラッシュと間違えてしまうこともあるようです。
そんな奇跡のような瞬間のため、観測しやすいといわれているハワイでも、まだ見たことがないというロコの方もいるようです。
なかなか出会えない現象ですが、ハワイに行ったらぜひ見てみたいですね!
出会えそうな条件
なかなか出会えないといわれるグリーンフラッシュ。
それでも見られるチャンスをつかむためには、出現する条件を知っておきましょう。
観測するための大切なポイントは、日没や日の出が水平線や地平線で観測できる場所に行くことです。
山があったり建物、船などで太陽が隠れてしまったりする場所では観測できません。
また、雲が邪魔しない晴れた空、さらに空気が澄んでいることも条件です。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドから日の出やサンセットを見たことがある方も多と思いますが、水平線の近くには雲が多く出ていませんか?
雲がない空に出会うだけでもなかなか難しいことなのです。
条件がすべてそろうのは奇跡に近いかもしれません。
それでもチャンスをねらっていきましょう。
ハワイでグリーンフラッシュが見られそうな場所・時期
条件がそろわないとなかなか出会えないグリーンフラッシュですが、ハワイなら美しいサンセットや日の出を見られるビーチがたくさんあるからこそ、地平線より水平線で観測できる場所を探してみましょう。
東側と西側で見る違い
日の出は東側、日の入りは西側に太陽があるので、それぞれをねらうなら行く場所も大切です。
日の出をねらうなら東側の海岸、日の入りをねらうなら西側の海岸に行けば、水平線から出入りする太陽を見つけられます。
ただし、オアフ島西側の海岸は治安がよくありませんので、個人でサンセットを見に行くのはおすすめできません。
また、どの場所でも人が少ないビーチは危険が潜んでいます。
特に、日の出の前や日の入り後の暗くなる時間帯は十分注意しましょう。
太陽の位置は、季節によって変わっていくので事前に調べておくことをおすすめします。
グリーンフラッシュを見るには時期も大切!
ワイキキビーチでサンセットを見る場合、時期によっては山の方に沈んでいきます。
9月下旬から3月初めの頃は太陽が水平線へと沈んでいきますが、10月頃から4月頃にかけては雨季になり、雨が降ったり雲が出たりしています。
つまり、ワイキキビーチでグリーンフラッシュを見るならば、9月下旬頃がチャンスと言えるでしょう。
グリーンフラッシュを観測することは、とても難しいことです。
もし、見ることができたらそれはとても奇跡的な体験ですね。
皆さまもいつか、グリーンフラッシュを見ることができ、幸せが訪れますように。