話題のゼロウェイストストア「キープ・イット・シンプル ／ Keep It Simple」がワイキキにオープン！
近年、「ゼロ・ウェイスト」という言葉を耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
「ゼロ・ウェイスト」は有害物質を排出しない、大気汚染を生じさせない、資源をむだにしないということを目標に浪費やごみをなくしていこうという取り組みのこと。
今回は、ハワイでこの目的に取り組んでいるゼロ・ウェイスト・ショップ｢キープ・イット・シンプル／Keep It Simple｣をご紹介します。
話題のゼロ・ウェイスト・ショップ｢キープ・イット・シンプル｣
日本でもよく聞くようになった「ゼロ・ウェイスト」や「サステナブル」というワード。
自然が豊かなハワイでも環境を考えたライフスタイルに注目が集まっています。
今回ご紹介する｢キープ・イット・シンプル／Keep It Simple｣は、カイルアで営業している｢プロテア｣に次ぐ、オアフ島で2軒目となるゼロ・ウェイスト・ショップです。
キープ・イット・シンプルは20代のロコガール、ジルさんとハンターさんのお二人が2020年12月、カイムキにオープンさせたお店。
8thアベニューと9thアベニューに挟まれたパホアアベニュー沿いにあるショップでは、詰替え用のシャンプーやハンドソープ、ディッシュソープなどが販売されています。
お店で取り扱われているのは、大部分がハワイのローカルビジネスやスモールビジネスから生まれた商品。
自宅から持って行く空の容器か、お店で購入した容器に必要な量だけ量り売りで購入することができます。
もちろん環境に配慮したビーガン、虐待のないもの、無毒、そしてリーフセーフな製品を取り扱っています。
ハワイでも広がるゼロ・ウェイストとは？
ここで｢キープ・イット・シンプル｣がかかげる｢ゼロ・ウェイスト｣についてお話ししていきましょう。
ゼロ・ウェイストは17個あるSDGsの目標のひとつ、｢気候変動に具体的な対策を｣を達成するための活動のひとつです。
ゴミを無くす（Zero Waste）ことによって、それらを処理するために使われる多大なエネルギーを使用しないようにし、CO2を削減し、地球温暖化を抑えることを目的にしています。
また周りを海に囲まれたハワイでは、捨てられたゴミから発生するマイクロプラスチックによる、海岸線の汚染や海洋生物に与える影響も問題になっています。
ゼロ・ウェイストに有効な手段として知られているのが、カリフォルニア在住でゼロ・ウェイストの提唱者でもあるベア・ジョンソン氏が掲げる5つのRです。
あなたも｢REFUSE（ことわる ／ 拒否する）｣、｢REDUCE（減らす ／ 削減する）｣、｢REUSE（まだ使う ／ 再使用する）｣、｢RECYCLE（また使う ／ 再利用する）｣、｢ROT（土にかえす ／ 循環させる）｣をできる範囲で実践し、ゴミを削減する取り組みを行ってみてはいかがでしよう
ワイキキに2号店がオープン
これまでオアフ島のゼロ・ウェイスト・ショップは、今回ご紹介したカイムキの「キープ・イット・シンプル」と、カイルアの｢プロテア｣しかありませんでした。
しかし2022年1月、キープ・イット・シンプルがワイキキにショップをオープンさせました！
場所はアクセスに便利なレワーズストリート沿いで、レストラン｢タオルミーナ｣のお隣。
広くて明るい店内では量り売りのシャンプーや素材にこだわったソープなどのほか、マイクロプラスチックを使ったキーホルダーやセンスのよいエコバッグなども販売。
普段の生活をほんの少し変えるだけでゴミを減らしたり環境に優しくなれる素敵な商品が揃っているお店です。
<環境にこだわったアイテムの数々を手に入れることができる「キープ・イット・シンプル」。
今後ハワイのお土産もゼロ・ウェイストにこだわる商品がトレンドになっていくのではないでしょうか。次のハワイ旅行で足を運んでみてはいかがでしょう。
キープ・イット・シンプル ワイキキ／Keep it Simple Waikiki
- 住所：
- 227 Lewers St. R-103, Honolulu
- 電話番号：
- 808- 744-3115
- 営業時間：
- 9:00～21:00
- 定休日：
- 無休
- URL：
- サイトURL
- 著者：K@z
- LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。