【ハワイ最新情報】朝日グリルもある「ケアモクインターナショナルビレッジ」が閉鎖に
韓国料理店や韓国系のスーパーがたくさん営業し、ハワイ在住の韓国人も大勢暮らしているアラモアナエリアのケアモクストリート。
アラモアナセンターから山側へと伸びるこの道路の一角にあるケアモクインターナショナルビレッジが閉鎖されるというので、今回はこの話題をご紹介します。
ケアモクインターナショナルビレッジとは?
カカアコと共に再開発が進み、アズール・アラモアナなどのコンドミニアムをはじめ、いくつもの新しいビルディングの建設が予定されているケアモクエリア。
ホノルルのコリアンタウンと呼ばれるその一角にあり、多くの人に愛されていた飲食店が軒を並べていたのが「ケアモク インターナショナル ビレッジ」です。
この商業施設では、オックステールで人気の「朝日グリル」や、紫色のパンケーキが評判の「ヨーゴーストーリー」、韓国料理が人気の「ソラボルコリアンレストラン」など12を超える飲食店が営業し、ロコにも観光客にも人気の場所でした。
このケアモクインターナショナルビレッジが2022年1月末で閉鎖することが分かり、エリア内で営業している人気店の数々が、今後どのようになるのかが注目されています。
再開発されてコンドミニアムに
ケアモク インターナショナル ビレッジが1月末で閉鎖されたあとには、新築のコンドミニアム「ザ パーク オン ケアモク」が建設されることになっています。
すでに販売が開始されているこのコンドミニアムは44階建てのツインタワーで、総戸数は972戸。
600坪を超える敷地内には緑に囲まれた庭園に加え、グルメエリアやショッピングスポットなどの商業施設のほかリラクゼーション施設も備えられる予定です。
さらに居住者専用のバーベキュー施設やインフィニティプール、スパ、コワーキングスペース、シアタールーム、フィットネスジムも完備される、自然と融合したコミュニティが提供されることになっています。
ビレッジ内にあるお店の移転情報など
1月末のケアモクインターナショナルビレッジ閉鎖で気になるのは、これまでエリア内で営業していた店舗の移転先ではないでしょうか。
現在移転先が分かっているのは、次のとおり。「ソラボル」が通りを挟んだ向かい側のテナントへ、「めんちゃんこ亭」はワードビレッジに移転することになっています。
また、韓国料理の「イレー」と、現在カヘカ・ストリート沿いで臨時営業している韓国系のスーパーマーケツト「88マーケット」は、今後ケアモクストリートに完成したコンドミニアム「アズール」に移転予定。
韓国系フライドチキンのお店「チキンファクトリー」はワイパフへの移転を検討中です。
とても気になる「朝日グリル」と「ヨーゴーストーリー」の移転先についてですが、移転を検討しているものの、まだ場所は決まっていないとのこと。
そしてなかにはさまざまな事情から完全に閉業してしまうお店もあるようです。
古き良き時代を感じさせてくれるスポットが、またひとつハワイから無くなってしまうのはとても寂しいことですが、新たなランドマークができることに期待も膨らみます。
進化が止まらないハワイに1日も早く普通に旅行ができるようになるとよいですね。