日本人好みの味♪ハワイ島のケーキ屋さん「パティスリー・ナナコ/Patisserie Nanako」
ハワイ島ワイメアに、かわいらしいベーカリーがオープンしました。
その名も「パティスリー・ナナコ」。
開店前から行列ができるほど、日本人にもハワイローカルにも人気のお店です。
今回は、パティスリー・ナナコの魅力と、おすすめのケーキをご紹介します。
ハワイ島ワイメアにオープンしたかわいいお店
2021年1月ハワイ島ワイメアに、とってもかわいらしいお店がオープンして話題を呼んでいます。
「パティスリー・ナナコ」は、日本スタイルのパンとケーキを販売するお店です。
店内には2つのショーケースがあり、1つはふっくらとしたパン、もう1つには品のある魅力的なケーキとゼリードリンクが並んでいます。
オーナーは、お店の名前にもなっているナナコさんと、その夫のジミーさん。
さらにそこで働くスタッフは、娘のアレキサンドリアさんとジュリーさん、そして息子のイチローさんです。
まさに家族全員でお店を経営しているのです。
そんな家族の愛も感じられるようなお店は、オープンして以来、開店の8:00前から行列ができるほどの人気店。
牧場やショッピングセンターで有名なワイメアに、気になるスポットがまたひとつ増えました。
日本人の舌に合うおいしさの秘密
オーナー兼パティシエであるナナコさんは、日本の鹿児島出身です。
日本の学校で技術を学んだ後、2006年にハワイ、オアフ島に移住し、アラモアナセンターのベーカリー、ラ・パルムドールのオープンを手伝いました。
2008年にはワイキキにあるハレクラニで、そして2013年にはモアナサーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパではパティシエとなって働きました。
ナナコさんは、ベーカリー・スペシャリストであるジミーさんと出会い、2017年にはハワイ島へ移り、独人のベーカリーをオープンすることになりました。
日本で学び、ハワイの高級店やホテルで腕を磨いたその技術で、日本人だけでなくハワイの人たちにとっても魅力的な味を作り出していったのでしょう。
ナナコさんの家族、ペレズナバ家の目標でもある、「ハワイに日本らしさをもたらしたい」という思いも感じられます。
見た目もカワイイ!食べてみたいメニューは?
店内にはボリューミーで、見ているだけでお腹が鳴ってしまいそうなパンと、日本人にとってどこかなつかしい、そしてなじみのあるケーキが並んでいます。
なかでも目を引くケーキがあります。
それは、パティスリー・ナナコの代表的なメニュー「ラズベリー・レディーバグ」というケーキです。
レディーバグとは、てんとう虫という意味。
このケーキは、軽めのチョコレートケーキがベースで、濃厚なチョコレートムースにラズベリーの甘いシロップがコーティングしてあります。
これは、ナナコさんがモアナサーフライダーで働いていたときに作り出されたケーキなのです。
パティスリー・ナナコのロゴでもあるてんとう虫は、モアナサーフライダーのニックネームである「ワイキキのファーストレディ(ワイキキビーチに初めて作られたホテルという)」の意味を示すものでもあります。
さらに、てんとう虫は幸運の象徴でもあるのです。
これはぜひ食べてみたいですね。
そのほか、ショートケーキやティラミスなど、日本人にとって定番であるケーキもたくさん。
また、リリコイマンゴームースやココナッツムースなど、ハワイらしいケーキも気になります。
パンはコーンマヨやあんぱん、メロンパンなどがあり、どれも一度は食べてみたいと思わせてくれるパンばかりです。
人気のメニューが食べたいならば、オープンより前に行って並んで待ちましょうね。
ハワイ島の気になる人気店パティスリー・ナナコ。
おいしそうなメニューがいっぱいで、何度も通いたくなりそうです。
ハワイ島に興味がある方、ぜひチェックしてください!