環境にやさしい♪ マイクロプラスチックから作ったレイナイアのかわいいジュエリー
日本でもハワイでも環境問題として話題になっているマイクロプラスチック。
今回はこのマイクロプラスチックからかわいいジュエリーを作っているハワイのジュエリーショップとともに、マイクロプラスチックについてもお話しします。
マイクロプラスチックってなに?
そもそも「マイクロプラスチック」とはどういうものなのか、皆さんご存知でしょうか?
私たちは日常生活の中で、レジ袋やペットボトル、使い捨て容器にプラ製のフォークやスプーンなど、実にさまざまなプラスチック製品を使っています。
ところが、このようなプラスチック製品が野外に放置されたりポイ捨てされたりすると、風や雨によって川に流れ込み、やがて海にたどり着きます。
海にたどり着いたプラスチックは紫外線や風や波によって少しずつ劣化し、とても小さなカケラになります。これがマイクロプラスチックです。
5mm以下のプラスチック片=マイクロプラスチックは決して自然に帰ることはありません。
太平洋の真ん中に浮かぶハワイには、海流や風によって運ばれてきたたくさんのマイクロプラスチックが海岸に流れ着いています。
また、海を漂い続けるマイクロプラスチックを海洋生物が間違って食べ、消化器官に詰まって命を落としたり、その有害物質が身体の中に蓄積されたりします。
そして、このマイクロプラスチックを食べた海洋生物が人間の口に入るという危険性もあることから、単なる「ゴミ問題」で済まされなくなっているのです。
ジュエリーを販売するアクセサリーショップ「レイナイア」
オアフ島の東海岸に位置する人気の街カイルア。
日本人観光客にも人気があるこの街に日本人女性のマキ・ミナモトさんがオーナーデザイナーをしているジュエリーブランド「レイナイア」があります。
もともとホノルルで会社員をしていたマキさんはジュエリーを作るのが趣味で、お友達にプレゼントしていたそう。
ところが友人や友人の友人から次々とジュエリーのオーダーが入り、やがていくつかのギャラリーやセレクトショップでも取り扱われるように。
会社員を辞めたマキさんは夢だったピンクのワーゲンバスを購入しカイルアのとある駐車場の一角でジュエリーの販売をスタート。
2018年にはカイネヘストリート沿いに実店舗をオープンさせました。
マイクロプラスチックから作ったかわいいジュエリー
コロナ禍によって観光客がいなくなったハワイの海。
海水は透き通るようにきれいになったものの、海から流れ着くゴミがビーチで目立つようになりました。
もともとビーチで拾った貝殻などでジュエリーを制作していたマキさんは、友人と一緒にビーチクリーンに出かけていくようになります。
最初はゴミを集めてゴミとして処理していましたが、やがて捨てないことが一番だと思うようになったようです。
さらに集めたマイクロプラスチックがとても色鮮やかだったことから「これはなにかに使えるかもしれない」と試行錯誤を重ね、マイクロプラスチックをジュエリーに生まれ変わらせたのです。
思いっきり手間暇をかけ、工夫してつくられたマイクロプラスチック・ジュエリーは海洋ゴミからつくられたというのが信じられないほどキレイでかわいいです。
マイクロプラスチックを再利用したジュエリーはカイルアのレイナイア店頭のほか、埼玉県大宮にあるハワイコンセプトのセレクトショップ「INFINITY(インフィニティ)」でも取り扱われています。
詳しくはレイナイア、またはINFINITYのインスタグラムからDMでお問い合わせくださいね。
レイナイア/Leinai'a
- 住所:
- 35 Kainehe St. #101 Kailua
- 電話番号:
- 808-312-3585
- 営業時間:
- 10:00~17:00、日曜 10:00~15:00(買い付け等のため、臨時休業となる場合もあります。)
- 定休日:
- 月曜