ハワイ出身のゴールドメダリストふたりがビショップミュージアムとウォールアートで共演
ハワイを代表するゴールドメダリストといえばデューク・カハナモクとカリッサ・ムーア。
この2人のオリンピアンがビショップミュージアムとウォールアートで共演しています。
もくじ
ハワイを代表する2人のゴールドメダリスト
今回二つのスポットで共演することとなった2人のゴールドメダリストについてご紹介します。
デューク・カハナモクはホノルルで生まれ育った生粋のハワイアン。
幼い頃からアウトリガーカヌーや水泳に親しんでいた彼はホノルル港で開催されたアマチュア水泳大会に出場。
そこで世界記録をたたき出してオリンピック代表の座を手に入れ、ストックホルム五輪の100m自由形で金メダルを獲得します。
続くアントワープ五輪にも出場し100メートル自由形を2連覇し、800mリレーでも金メダルを獲得しました。
また、ハワイ発祥のサーフィンを世界中に広めその発展に貢献したことから、サーフィンの父として称えられカラカウア・アベニュー沿いに銅像がたてられています。
カリッサ・ムーアは2021年に開催された東京五輪で初めて公式競技となったサーフィン女子の金メダリストです。
5歳の時に父の教えでサーフィンを始めた彼女はアマチュア時代に11の国内タイトルを獲得しています。
世界タイトルも5度獲得しているハワイのトップサーファーです。
ビショップミュージアムの特別展示「Two Hawaiian Olympic Champions」
ハワイ最大の博物館ビショップミュージアムでは、現在デューク・カハナモクとカリッサ・ムーア、2人の金メダリストの特別展示「Two Hawaiian Olympic Champions(2人のハワイアンオリンピックチャンピオン)」が開催されています。
この展示では水泳やサーフィンによってハワイを有名にした2人の功績やその身体能力を紹介。
また、デュークのサーフボードのレプリカや彼が獲得したメダルの1つに加え、カリッサのサーフボードや東京オリンピックで獲得した金メダルなどが展示されています。
ビショップミュージアムのブランドン・ブナグ氏は、この特別展示で2人のハワイ出身のゴールドメダリストを紹介できることをとても誇りに思っているとコメント。
特別展示はハワイアン・ホールで2022年10月30日まで開催しています。
ビショップ・ミュージアム/Bishop Museum
- 住所:
- 1525 Bernice St., Honolulu
- 電話番号:
- 808-847-8291
- 営業時間:
- 9:00~17:00
- 定休日:
- 11月の第4木曜日(サンクスギビング)、12月25日
POW! WOW! Hawaiiアーティストによって描かれた2人の金メダリスト
今回ご紹介している2人のハワイアンオリンピックチャンピオンはウォールアートでも共演を果たしています。
場所はカカアコ、サウスキングストリートとペンサコーラ・ストリートの交差点から東に望むことができるイレブン50ビルディングの壁面。
このウォールアートは2011年にカカアコのウォールアートをスタートさせたパウ・ワウハワイのアーティスト、カメア・ハーダーさんによって描かれたもの。
首に金メダルをかけたデューク・カハナモクと、ハワイ州旗を肩にかけ、首に金メダルをかけたカリッサ・ムーアが描かれています。
ハワイを世界に知らしめた2人のゴールドメダリスト、デューク・カハナモクとカリッサ・ムーア。ビショップミュージアムの特別展とウォールアートが1日も早くみられるようになる日がくるとよいですね。