【4月14日現在】ハワイの新型コロナウィルス最新情報!現状や拡大防止策をチェック
ハワイでは3月25日から4月30日まで、新型コロナウィルスCOVID-19の感染拡大防止のため、自宅待機令が出されています。
ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守ることを条件に、散歩やジョギング、サーフィンなどの軽い運動は許可されていますが、日本とは違って違反者には罰金や罰則が適用されます。
ハワイ州の新型コロナウィルス事情
ハワイ州保健局によると、新型コロナウィルスの2月28日からの現状は、感染者数517人、死亡者9人、回復者は333人。
島ごとでは、オアフ島358人、ハワイ島41人、マウイ島86人、カウアイ島21人、モロカイ島2人、ラナイ島は0人です。
(2020年4月14日正午12時現在)
感染者数が減った日もありましたが、翌日には再び増えてしまいました。
参照:ハワイ州保健局HP
ハワイ州の拡大防止策 【自宅待機】
自宅待機令違反は、$5,000以下の罰金か1年以内の禁固刑、またはその両方となっています。
違反者や警告を受ける人が絶えないため、4月7日に取締りが強化されました。
また、4月10日金曜日から12日日曜日のイースター休暇期間中、ホノルル市とマウイ郡では、23時から5時まで夜間外出禁止令が発令されました。
オアフ島ホノルルのコールドウェル市長は、布製マスクの着用を呼びかけました。
ハワイでもすでにマスクは品薄となっているため、日本と同じく手作りする人もいれば、様々なショップが布製マスクを販売しています。
ハワイ州の拡大防止策 【自主隔離措置】
ハワイ州は3月26日より、州外からの到着者全員に14日間の自主隔離を求める措置を開始しました。
また、客室乗務員等の例外はありますが、4月1日から30日までハワイ島間の移動者へも同様の措置をとっています。
しかし、自主隔離措置の該当者の多くがこれを守っていないため、4月10日より全てのハワイ到着者に、滞在中の訪問予定や滞在先の情報を登録するオンラインアプリの使用を促しています。
ただ、アプリに強制力はない上に位置情報などは使えないため、滞在先で自主隔離しているかどうかの確認はできません。
アプリを使用しない到着者に関しては、滞在中の予定を紙面で提出するのみとなっていて、それぞれの自主性に任せる形になっています。
ハワイには日々100人を超える訪問者が到着しており、隔離措置期間の14日分の滞在費などを持っていない場合は、逮捕や出発地へ送還の罰則があります。
すでに逮捕者や送還者も出ており、カウアイ島とマウイ島の郡長はトランプ大統領に、ハワイへの渡航禁止を要請する書簡を提出しました。
4月の第2週目までで、ハワイの8島で感染者が出ていないのはラナイ島のみ。
ラナイ島には、このままゼロをキープしてほしいものです。