アラモアナセンター近くの「オリジナルパンケーキハウス/The Original Pancake House Hawaii」が閉店
ハワイの定番朝食メニューといえばパンケーキ。ハワイには美味しいパンケーキのお店が本当にたくさんありますが、そのひとつ、アラモアナセンター近くにある人気店「オリジナルパンケーキハウス」が閉店しました。
ダッチベイビーが人気のオリジナルパンケーキハウス
ハワイのパンケーキといえば、ふわっとした生地に新鮮なフルーツをたっぷりとのせ、ホイップクリームをかけたメニューを連想される方が多いのではないでしょうか。
「オリジナルパンケーキハウス」はドイツ生まれのパンケーキ「ダッチベイビー」で話題となったお店です。
実はこちらは1953年にオレゴンで、Les HighetとErma Huenekeが創業し、現在アメリカ本土に140店舗を展開しているチェーン店。
日本でも2013年に丸井吉祥寺店にオープンし、今では9つのお店が営業しています。
店名からも分かるとおり、様々なパンケーキを提供しているレストランですが、中でも人気があるのがジャーマン生地のパンケーキ「ダッチベイビー」。
25分ほどかけて焼き上げられるこのパンケーキは、バターの香りの豊かさと、クレープのようなモチモチとした食感が特徴のパンケーキです。
粉砂糖やレモン、ホイップクリームをかけていただくパンケーキの味わいは、ハワイのロコの胃袋をわしづかみにし、大人気店となりました。
▶ オリジナル・パンケーキ・ハウス/The Original Pancake House|LaniLani
カピオラニアベニュー沿いにあるお店が突然閉店!その理由は
ダッチベイビーは今までアラモアナセンターに近いカピオラニブールバード沿いと、ホノルル港に近いカリヒと、2つのお店がありました。
ところが2023年2月20日、カピオラニブールバート沿いにあったお店が閉店してしまいました。
お知らせなどないまま突然の閉店となったため、常連のお客さん達からは落胆の声が上がっているのだそうです。
閉店の理由は、現在ハワイのレストラン業界で問題になっている従業員の確保の難しさに加え、店内の下水道施設や火災安全といった設備の問題もあったようです。
別の場所に移転して営業再開することも検討されているようですが、今の時点では無期限の休業ということになっています。
カリヒにあるお店は営業中
カピオラニブールバード沿いにあったお店はすでに閉店してしまいましたが、カリヒのお店は今後も営業が続けられるようです。
ホノルルから車で30分ほど離れてはいますが、カピオラニブールバードのお店では味わえなかったパンケーキメニューも提供しています。
なかでもハワイアンフードの「ポイ」を生地に混ぜたパンケーキに、リリコイバターをかけていただく「ポイパンケーキ」はカリヒ店の人気メニューです。
また1つハワイの人気レストランが閉店してしまったのはとても残念です。今回話題にしたオリジナルパンケーキハウスは移転して営業再開させることも検討されているようなので、ワイキキの近くに戻ってくれることを期待したいですね。