ハワイでの緊急時の連絡先

2017.09.02

1 旅行中にパスポートを失くしたら？
2 カードを落としてしまったら？
3 盗難や交通事故にあったら？
4 荷物や財布をなくしたら？
5 突然のケガや病気になってしまったら？
- 5.1 日本語の通じる救急クリニック

旅行中にパスポートを失くしたら？

被害届を近くの警察に提出した後、パスポート紛失の届出と新規発給の申請のため、日本国総領事館に連絡。「帰国のための渡航書」を申請すれば、帰国を急ぐことも可能。

在ホノルル日本国総領事館
1742 Nuuanu Ave.Honolulu
Tel: 808-543-3111
Fax: 808-543-3170
開館時間：月～金曜　8:00-12:00, 13:00-16:00

パスポートの再発行の流れは以下の通り。

＜パスポート再発行の流れ＞

1：警察に届け出
　　　　　↓ 紛失証明書（report of loss）の発行
2：再発行の手続き
　　　　　↓ 必要書類（紛失証明書など）の提出
3：再発行・新規発給

（航空券やクレジットカードをなくした場合も、基本的な流れは同じだ。それらの場合は警察への届出と同時に、それぞれ発行元のクレジットカード会社や航空会社に紛失・盗難の連絡を。）

パスポートの顔写真があるページと航空券や日程表のコピーがあると手続きがスムーズ。コピーは、パスポートと別の場所に保管して旅行に持っていくとよい。

パスポートの再発行は可能だが、時間が掛かるので帰国のための渡航書を発行するのが一般的。

【必要書類】

盗難証明書（ポリスレポート）
本人確認できるもの（免許証など）
日本の国籍を証明できるもの（免許証など）
写真2枚(縦4.5 cm x横3.5 cm)
渡航書発給申請書（領事館にあり）
紛失一般旅券等届出書（領事館にあり）
帰国の便名が確認できる書類（航空券等）
現金（約＄23）

カードを落としてしまったら？

ハワイでは、ほとんどのショップでカードを利用できる。仮にトラブルがあった時にクレジットカードが1枚だけだと対処しきれないことがあるので、複数枚の国際ブランドが異なるクレジットカードを持っておくと便利だ。

そして、ハワイでカードをなくしてしまったときは、それぞれカード会社によって対処が異なる。どのカードブランドでも共通していえるのは、紛失や盗難保険を適用させるには必ず即カード会社に連絡することと、現地の警察へ届け出を出すことだ。カード会社へは電話で連絡してカード機能をストップする。あとは各カード会社の指示に従おう。

盗難や交通事故にあったら？

安全なハワイだからといって、アクシデントが起こらないとは言い切れない。万が一、旅行中に盗難や交通事故に遭遇した場合は、近くの警察へ行って速やかに被害届を提出すること。価値観や国の事情が異なるため、示談で済ますのは厳禁。盗難に遭った場合は、警察にて「ポリス・レポート（盗難証明書）」を発行してもらうことになる。

ホテル内で起きた置き引きや盗難などのトラブルは、ホテルを通じて警察を呼ぼう。

それぞれ事前に加入した海外旅行保険の会社などへの書類提出の際に、被害届けの受理書などが必要になる。また、交通事故をレンタカーで起こした場合は、保険会社だけでなく、レンタカー会社にも早急に連絡をしよう。

連絡先は交通事故や消防車を呼ぶときなども、電話番号「911番」でOK。

気が緩みがちなハワイ旅行だが、金銭管理をしっかりして存分にハワイを楽しんでほしい。ハワイでも地域によっては治安がよくないと言われるエリアもあることも知っておこう。