次のハワイ旅行は注意!値上げしたスポットやサービス

次のハワイ旅行は注意!値上げしたスポットやサービス

現在、ハワイは本土からの観光客で少しずつ活気を取り戻しています。
もちろん、日本人観光客の姿が戻るのはまだまだ先になりそうですが、それでもなかには、すでに次回のハワイ旅行を少しずつ検討しているという方もいらっしゃるのでは。

今回は入場料や利用料が値上げされたハワイの観光スポットとサービスについてお話しします。

ロバーツハワイ・エアポートシャトル/Roberts Hawaii Airport Shuttle

日本人観光客にとって利用する機会の多いワイキキのホテルとダニエル・K・イノウエ空港間を、チップ込みの料金で送迎してもらえるサービスが「ロバーツハワイ・エアポートシャトル」です。

ロバーツハワイは1941年創業のハワイ最大の老舗バス会社。
現在、唯一のダニエル・K・イノウエ空港公認の送迎サービスです。

このロバーツハワイ・エアポートシャトルが運賃を値上げしています。

ホノルルの空港からワイキキまで片道16ドルだった運賃が空港からワイキキまで23ドル、ワイキキから空港までは21ドルと、空港行きかワイキキ行きかで異なる値段に。
さらに、往復では32ドルから44ドルになり、かなりの値上げとなっています。

また、ホテルのチェックインまで荷物を預けることができるラウンジの利用も有料化。
運賃に10ドルの利用料金が上乗せされるようになりました。

ロバーツハワイ・エアポートシャトル/Roberts Hawaii Airport Shuttle アクセス+店舗情報

ロバーツハワイ・エアポートシャトル/Roberts Hawaii Airport Shuttle

住所:
680 Iwilei Rd., Ste. 700, Honolulu
電話番号:
808-954-8637
営業時間:
8:00~17:00
定休日:
無休
URL:
https://jp.robertshawaii.com/

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head

ハワイを象徴する標高232mの「ダイヤモンドヘッド」は、今からおよそ数十万年前の噴火によって形成された火山です。

ワイキキから見た形がマグロの頭に似ていることから、ハワイ語で「マグロの額」を表す「レアヒ(Lēʻahi)」と呼ばれていました。
「ダイヤモンドヘッド」という呼び名は、19世紀にハワイを訪れた英国の船乗りが斜面に光る方解石をダイヤモンドと勘違いしたことから名付けられたもの。

ハワイアンソングに歌われている「カイマナヒラ(Kaimana Hila)」は、ダイヤモンドヘッドをハワイ語に訳した呼び方です。

第一次世界大戦の頃から米軍の軍事施設として利用され、頂上まで物資を運ぶ片道約1.1キロの登山道が作られましたが、現在はトレッキングコースとして人気のスポットになっています。

このたびハワイ州では一部の州立公園の入場料の見直しが行われ、それに伴ってダイヤモンドヘッドの入場料も1ドルから5ドルに、また車両一台につき5ドルだった入場料は10ドルと、それぞれ大幅な値上げとなりました。

一方、これまで入場料を徴収されていたハワイ在住者は無料で入場できるようになったため、ロコで混み合うことも予想されます。

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head アクセス+店舗情報

ダイヤモンドヘッド/Diamond Head

住所:
Diamond Head, Honolulu
電話番号:
808-587-0300
営業時間:
6:00~18:00
定休日:
水曜
URL:
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

ビキ/biki

ビキ/biki

ロコはもちろん、観光客も利用可能な自転車シェアプログラムが「ビキ(biki)」です。
クレジットカードがあれば誰でも簡単に登録することができます。

ステーションはホノルルを中心に約130か所、あわせて1,300台以上の専用自転車が設置されているため、手軽に利用できる移動手段として近年注目を集めているサービスです。
上手に利用すればザ・バスやタクシーを使うよりも安く、場合によっては最も早く目的地に到着することができます。

こちらの利用料金が2019年8月20日から値上がりしています。

利用するたびに料金を支払う「シングルライド30分」の利用料金が3.50ドルから4ドルに、300分の利用時間を自由に分けて使える「マルチストッププラン」は20ドルから25ドルに変更され、さらにその有効期限も2年から1年間に改定されました。

ビキの登場によって、今までレンタカーや公共交通機関で向かうには不便だった場所にも気軽に足を運べるようになりました。
日本語サポートがあるため、ビキと提携している日本の会社「テレコムスクエア」が代理店となり、日本人観光客向けに発行しているbikiカードでの利用がおすすめ。

ビキ/biki アクセス+店舗情報

ビキ/biki

住所:
529 Koula St., Bay 2, Honolulu
電話番号:
888-340-2454
営業時間:
7:00~23:00
定休日:
無休
URL:
https://gobiki.org/
テレコムスクエア biki URL:
https://www.telecomsquare.co.jp/solution-service/sharing/biki.html

ハナウマ湾

ハナウマ湾

オアフ島の南東部にあり、ハワイ屈指のシュノーケリングスポットとして知られている「ハナウマ湾」はその昔、オアフの火山活動が活発だった頃に噴火口が波によって浸食され、海水が入り込んでできた入り江です。

「ハナウマ(hanauma)」という名前は、ハワイ語の湾を意味する「ハナ(hana)」と湾曲した砂浜の意味の「ウマ(uma)」から名付けられたといわれています。

ハワイ王朝時代には、神聖な場所として、王族など身分の高い人のみ立ち入ることを許されていました。
現在は自然保護区に指定されており、海洋生物を保護するためにいくつかの禁止事項が設けられています。

湾内の海は透明度が非常に高く、その美しさから毎年発表されている全米ベストビーチTOP10では2004年と2016年で2度、一位に輝いています。

そんなロコにも観光客にも愛されるハナウマ湾の入場料と駐車料金が値上げしました。
13歳以上のハワイ居住者以外の入場料はこれまで7ドルでしたが12ドルに、駐車場利用料は1ドルから3ドルになりました。

また、ハナウマ湾では、入場者数を正確に把握する目的で予約システムの導入が予定されているため、訪れる際には事前に公式サイトなどで情報を確認しておくとよいでしょう。

ハナウマベイ/Hanauma Bay アクセス+店舗情報

ハナウマベイ/Hanauma Bay

住所:
100 Hanauma Bay Rd., Honolulu
電話番号:
808-396-4229
営業時間:
6:45~16:00
定休日:
月曜・火曜
URL:
https://hanaumabaystatepark.com/

ハワイへなかなか出かけられずにいるうちに、観光客が利用することの多いサービスや入場料はかなりの上げ幅で値上げが行われました。
ザ・バスも運賃の値上げを検討中とのことなので、次回のハワイ旅行では注意が必要になるかもしれません。

ハワイリピーターの方も利用する予定のサービスや入場料は旅行前にチェックしておくことをお忘れなく!