海外旅行保険は必要か?

海外旅行保険は必要か?

海外旅行保険とは、海外に旅行した際、病気や怪我をしたときの医療費のほか、誤って他人に怪我をさせたり損害を与えた場合の補償、荷物の紛失・盗難・破損時の補償をしてくれるもの。金銭的な内容だけでなく、現地で日本語によるサポートが受けられる場合もあり、加入しておくとトラブル時に心強い味方となる。

ハワイを含め、アメリカは日本では考えられないほど医療費が高額なので、ちょっと病院にかかっただけでも日本円で数万円程度、もし集中治療室に入ったり、手術を伴う入院ともなれば一晩で数百万円もの金額を請求されてしまうこともある。また、盗難などに遭う可能性も日本にいるときより高い。そんなときのために、海外旅行保険にはぜひ加入しておきたい。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険もあるが、適用条件がそのカードで支払ったツアー参加時のみだったり、疾病死亡に対応されていないなど、補償の対象となる範囲が保険会社と契約した場合に比べて狭くなっていたり、補償額も少ないことがほとんど。

保険会社の海外旅行保険に加入する場合でも、保険料は1週間以内の旅行ならおおむね30008000円程度ですむので、安心を買うと考えれば安いものだ。

海外旅行保険への加入は、ツアーの場合は旅行代理店が手配してくれる場合もあるが、個人では主要銀行、空港(自動販売機、または保険会社のカウンター)、保険代理店などでも手続きができる。インターネットを通じて契約可能な保険会社も多く、比較しながら選べたり、代理店を通じて申し込むより割安というメリットも。

それぞれの保険会社によって保険料や補償額にも差があるので、内容をよく読んで選ぶとよいだろう。

出発時に空港で加入する場合は、空港までの往路分は保険の対象外となるので注意したい。また、時間がなかったりテンションが上がっていたりして、空港で保険に加入するのを忘れてしまう…なんて話もあるので、できるだけ出発前に余裕を持って加入しておいたほうが安心だ。