ハワイでロングステイするための基本情報

ハワイでロングステイするための基本情報

ハワイを訪れたことがある人なら、この素敵な場所にロングステイしてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。一般的にロングステイとはビザが不要な2週間から90日までの滞在を言います。

今回はハワイでロングステイするのための基本情報をお届けします。

コンドミニアムの探し方

ハワイでロングステイするなら賃貸のコンドミニアムが物件も多く捜しやすいです。コンドミニアムを捜す前にどのくらいの家賃がかかるのか知っておきましょう。

ワイキキで1ベッドルームのコンドミニアムを1ヶ月借りると、家賃にだいたい$1800ほどかかります。もちろんコンドミニアムの築年数や場所、その他色々な要素によってこの額は上下しますし、滞在期間も短い方が割高になり長く借りた方が割安になります。

観光客の多いハワイでコンドミニアムを捜すには「エクスペディア」や「LeaLeaバケーションレンタル」などのウェブサイトを始め、最近流行の「Airbnb」、さらに「ハワイ総合コミュニティサイト なびなびHawaii」など色々な方法があります。中には人の紹介でしか借りられないような物件もあるので、アンテナを広く張って多くの情報を集めましょう。

予算や場所を決めて物件を選ぶ時には、生活を共にする人数や生活スタイルによって、部屋の広さや設備も考えなければなりません。コンドミニアムには家主がいてその部屋を借りるのが一般的なので、家主の好みによって部屋の雰囲気も異なります。これが自分の好みに合えば問題ありませんが、合わないとストレスになることもあるでしょう。でも別の物件を捜し直し引っ越すことも手軽にできます。これを一歩進めれば最初から移り住む予定で物件を短い期間で借り、オアフ島の色々なエリアを転々と滞在するのも楽しいかもしれません。

自炊するために賢くスーパーマーケットを使う 

物価の高いハワイで長期滞在中すべて外食というのでは費用がかかりすぎてしまいます。ほとんどのコンドミニアムにはキッチンをはじめ調理道具なども揃っていることが多いので有効に使いましょう。

食材を手に入れるためにハワイのスーパーに出かけることになります。ハワイには色々なスーパーマーケットがあるので、食材を買いに出かけるときには何人分の食材が必要なのかによってスーパーを使い分けるのが賢い買い物のしかたです。例えばアラモアナにある「ドンキホーテ」は少人数分の食材も買いやすく、24時間営業なので便利です。大人数の食材が必要で日本のコストコのメンバーカードを持っているのなら、ハワイのコスコ(コストコ)で日本のメンバーカードを使って大量買いが可能です。

セーフウェイも量が多く単価が安いスーパーといえるでしょう。調理する時に使う調味料はハワイで買うと高価な上サイズも大きいです。日本で手に入れて持っていくほうが安くて無駄もありません。でもせっかくのハワイですから自炊だけでなくたまには外食もしたいもの。そのようなときはハッピータイムを上手に使えばリーズナブルにレストランで食事が楽しめますよ。

ザ・バス、レンタカー、交通手段を上手に使いこなす

ワイキキやアラモアナ周辺のコンドミニアムならタクシー、Uber、レンタカー、ザ・バス、ワイキキトロリー、Biki、レンタサイクルなどありとあらゆる交通手段が揃っています。

これだけ交通手段があると例え駐車場が無料のコンドミニアムでも、連日レンタカーを借りなくてもすむのではないでしょうか。レンタカーは料金が時間単位、日単位となるため、滞在期間中ずっとレンタカーを借りると費用が高額になるうえに使わなくても費用が発生しますから無駄な出費も多くなってしまいます。

ワイキキにはレンタカーの営業所も数多くあるので大きい荷物を運ぶ、遠くへ外出するなど必要なときだけ借りるのが賢いレンタカーの使い方といえるでしょう。ただしカイルアやハレイワ、コオリナなど公共交通があまり便利でないエリアで長期滞在するのなら、滞在中は続けてレンタカーを借りないと、少し出かけるにもバスの待ち時間が長いなど時間の浪費が多く、買い物に出かけるにも遊びに行くのにも不便で、ロングステイを楽しむことができません。

ワイキキの滞在でも何かの都合で2日以上レンタカーを使いたい場合や、レンタカーを毎日利用するようなワイキキ以外の地域では、コンドミニアムを借りるときには駐車場の有無とその料金、さらに停められる車種なども確認しておけば、レンタカーを借りたけど駐車場に入らないなどのトラブルがなくスマートです。

ハワイで暮らす現地の人たちと仲良くなろう

ハワイで長期間滞在すると、生活圏で利用する店や施設などで現地の人と言葉を交わすようになり、やがて仲良くなることもあるでしょう。また、短い旅行ではあまり見ることのできないハワイで暮らす人々の素顔も見られるようになるでしょう。行動範囲を広げるには現地の人々との交流を大事にした方がよいですし、仲良くなればハワイで暮らす上で気をつけた方がよいことや、最新の情報、オススメスポットや、今いるコンドミニアムよりもっとお得でいい物件を紹介してもらえることもあるかもしれません。

日本語が通じると言われるハワイですが、実際にはワイキキの一部でのこと。現地の人とコミュニケーションをとるために英語は必要になるので、ロングステイの前に少しでも英語を勉強しておくとよいでしょう。日本国籍の人は90日以内の観光や知人訪問、商用でハワイに滞在する場合ビザは不要です。一方、ロングステイしながらハワイで働こうと考えても、グリーンカードや就労ビザを持たずにハワイで働くことはできません。ハワイでロングステイするためにはあらかじめ十分な資金を貯めておくか、ハワイにいながら日本で収入を得る方法を考えなければなりません。近頃話題の出社しない働き方(テレワーク)も暮らすようにハワイ滞在する一つの方法かもしれませんね。