これだけはチェック! ハワイの海や河川で気をつけるべきこと5つ

これだけはチェック! ハワイの海や河川で気をつけるべきこと5つ

ハワイの醍醐味といえば美しい海で楽しむこともそのひとつ。でも日本とは異なる常識やルール、また覚えておいた方がよいことなどもいくつかあります。今回はハワイの海を楽しむときに気をつけなければならないことを紹介します。

ビーチで看板を見逃す

ライフガードがいるビーチでは、海で楽しむ人たちへの注意が看板として表示されています。これを軽く考えていると重大な事故に繋がることもあるので必ず確認することが必要です。
まず看板の表示とその内容を説明します。

High Surf…高波
Dangerous Shorebreak…荒く予測不可能な動きをする波打ち際の波
Sudden Drop Off…海が急に深くなる
Waves Break On Ledge…岩棚に波が被ることがある
Strong Current…潮の流れが早く沖へ流されてしまう危険性がある
Rip Currents…離岸流

離岸流とは海岸に打ち寄せた海水が沖へ戻る潮の流れのことで、幅も広く速さも非常に早いものです。流されたときの対処方法もありますが、この注意が表示されているときは海に入らないほうが安全です。
遊泳の危険性を表す赤い旗と共に出されることの多い看板もあります。

Warning Jelly Fish…クラゲに注意
Warning Shark Sighted Keep Out…サメが目撃されたため遊泳禁止

赤い旗の枚数によって1枚なら遊泳は薦められず、2枚なら遊泳禁止という意味ですが、ビーチへ出かけて赤い旗が1枚でも出ていたら、遊泳を諦めるのが危険から身を守る一番の方法でしょう。

シュノーケリングツアーでの自分勝手な行動

ハワイにはシュノーケリングを楽しめるスポットが多く、シュノーケリングツアーも数多く行われています。シュノーケリングは道具も少なく気軽に始められるため、ハワイでシュノーケリングデビューする人も多いアクティビティです。でも、簡単に思えても危険があることを知っておいてください。

事故原因で一番多いのはシュノーケリング中の「パニック」といわれており、例えばシュノーケルに入った海水をうまく外に出せず、誤飲したことなどがきっかけで起こります。ライフジャケットを着てシュノーケルを行うことも多いのですが、何かの拍子に一度パニックに陥ると、ライフジャケットを着ていて足がつく場所でさえ溺れることがあります。こんなときに自分勝手な行動を取っていて、ツアーガイドやライフガードの目の届かないところにいたらどうなるでしょうか? 救助してもらえずに命を失うことになりかねません。

シュノーケリングは手軽にできるマリンスポーツですが、自分勝手な行動は避け、しっかりルールを守って楽しんでくださいね。

冬期のノースショア 波打ち際で海を眺める

サーファーの聖地といわれるノースショア。夏場は非常に波が穏やかなので、ファミリーで訪れても水遊びが楽しめます。ところが、冬期になると波が一変します。日本近くの東の沖合にシベリアからの寒気が吹き込み、海上の暖かい空気とぶつかって低気圧が頻繁に生まれます。この低気圧が台風並みに発達し中心に風が吹き込むことで、海水のうねりが生まれ、このうねりがはるばるハワイへと到達し、ノースショアの大波となるのです。

この波は10~12メートルほどの高さに達し、ときには20メートルもの「ジョーズ」と呼ばれる高波が打ち寄せることもあります。波打ち際にいても、高くて力の強い波にさらわれる危険があるので、子どもはもちろん大人でも注意が必要です。冬のノースショアでダイナミックな波を見物したければ、波打ち際から離れた安全な場所からにしましょう。

海水浴日和なのにロコが海に入っていないことを気にしない

ラニカイビーチのようにライフガードがいないビーチがハワイには数多くありますが、そこでも大勢の人が水遊びを楽しんでいます。このようなビーチへ行ったときに知っておいてほしいのが、天気が良く海水浴日和にもかかわらず、ビーチにいるロコたちが海に入らないときは、同じように海に入らないようにした方がよいということ。

ハワイのビーチでは、クラゲやサメ、潮の流れなどの危険だけでなく、大雨の後の海にバクテリアが大量発生し、感染の危険があることも知られている。地元の人々はこういう情報をしっかりと把握しているので、危険があれば天気が良くても海には入らず、ビーチで日光浴だけを楽しみます。ライフガードがいないビーチでは泳がないというのが身を守るための基本ですが、ロコ御用達のビーチ  ロコたちの行動を参考にすれば、を楽しむことができますね。

淡水の滝や河川で泳ぐ

ビーチだけでなく、ハワイでは河川で遊ぶときにも注意が必要です。ハワイの河川をはじめとする淡水は、「レプトスピラ症」に感染したネズミやリスなどの糞や尿で汚染されている。これを知らずに傷のある体で入ったり、間違って水を飲んでしまったりすると感染の危険があります。

2~3日の潜伏期間の後に症状が現れ、悪感、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、下痢や腹痛のほか、皮膚に発疹がでたりします。治療せずに放っておくと体が黄色くなり、全身の臓器機能が侵される「ワイル病」になり、最悪の場合、死亡することも。早い段階で抗生物質を投与すれば完治するので、感染の疑いがあるときにはすぐに診察を受けましょう。

ワイキキからも近いマノア滝の滝壺も本来入るのは禁止です。どうしてもハワイの滝壺で遊びたければ、ノースショアのワイメアバレーにある滝壺が唯一入ることが許可されていますよ。ハワイではビーチだけでなく、河川にもこのような危険があるので覚えておきましょう。

ハワイの海や河川などで注意しなければならないことを紹介しました。これらのことを頭に置いて、ハワイでけがをしたり感染症などにかかったりすることのないように、水辺の遊びを楽しんでくださいね。